受験・合格者数2012n

いやはや、今年は、2ちゃんねるの中傷や震災もあったりして、この「目指せ国立大学事務職員シリーズ」も実は1年ぶりだったりして・・・(笑
表題のとおり、本日、平成23年度の第1次試験の結果が発表されました。もちろん、第1次なので、この後、第2次の面接試験など、まだまだ突破しなければならない関門はいろいろと待ちかまえているわけだけど、まずは第1次試験をパスしなければお話にもならないわけで、合格した皆さんには「おめでとう」、番号のなかった皆さんには、「また、来年頑張って」、後の無い皆さんには、「縁がなかったということで」というキマリ文句しか言えないわけですが、どうかご容赦ください。

さて、この表の上段が今年度、下段が昨年度の参考となっています。内容を見てみますと、全国的には申し込み者が増えているけど、合格者数も増えているので、全体倍率は8.7倍から8.2倍に減って、ちょっとだけ広き門となったようだ。
地区別の特徴を見ていくと、北海道地区は女性の占有率が低い。逆に東北地区は、女性の占有率が高いのが特徴だが、震災の影響か、昨年度とほぼ同様の申込者数に対し、合格者数が少なく、他の地区と違って唯一競争倍率が5.6倍から6.7倍へと上がっている。
関東・甲信越地区は、若干申し込み者が減ったものの、合格者数はなんと35%近くも増やしていて、大判ぶるまいを見せた。毎年地区別で一番高い競争倍率を誇っているこの地区がなんと14.2倍から10.3倍に下がり、九州地区の10.7倍をも下回った。これは驚きだ。
逆に厳しかったのが、東海・北陸地区。申し込み者が3%ほど増えたのに、合格者は18%もダウン。この影響で、競争率は6.1倍から7.6倍へと跳ね上がった。
中国・四国地区は若干合格者を多めに出しているが、この記事を書いている現在、唯一、合格者数を公式発表していない。この数字は合格者の番号の数を数えたので、女性の割合は不明のままだ。公式発表があれば、また追加で情報をお知らせしたい。(7月11日現在、公表資料を基に表を差し替えました)
最後に、さっきのちらっと触れた九州地区であるが、年度のデータを比べるとあることに気づく。全体の申込者は1%ちょっと減ったが、合格者数は21%以上も増えている。しかし、女性の数は減っていて、実はこの増加分は何故だが、男子の合格者分がそっくり増えた形になっている。
う~む、九州男子の意地を見せたのか、はたまた、今回の出題傾向が男性向きの内容だったのかは不明だが、同じ試験でも、こうして地区別に比べてみると、こんなにも差があるのを見ると、つくづく人生って「運」だよな・・・と思う私であった。

というわけで、合格した皆さん、今後の各国立大学法人ごとに行われる第2次試験は頑張ってください。私のブログを見てくれた人が、みんな合格してくれると嬉しいな。
ちなみに、面接に行く服装をどうするか、みなさん迷っているかと思います。現場の私から一言。
ほとんどの大学の採用関係のHPなどに、「(スーパー)クールビズ実行中なので軽装でお越しください」と書いてあると思います。これは間に受けてください。特に今年は、大震災の影響で、大口の電力契約者である大学は、かなりの節電を強いられています。とはいえ、どうしても中止できない研究は優先されますので、節約出来る部分といえば、照明やエアコン関係が中心になります。28℃設定で、使用していいとは言われていますが、実際には、連日の猛暑の中、窓開けと扇風機で凌いでいます。
こんな状況下での面接試験ですから、受験生の負担を軽くすべく、これは本心による親心で記載しています。無理して暑苦しいスーツの正装で来られて、熱中症で倒れたら、面接はオジャンですし、汗だらだらで汗くさい異臭を放つ方が、面接官にとって悪印象になりますし、面接官自身もクールビズを行っているはずです。
だからといって、軽装すぎるのも考え物ですが、ワイシャツ、ノーネクタイ位がちょうどいいと思います。
もちろん、「黒いリクルートスーツは、賢そうに見える、面接で他人と差をつけるのだ」というお考えの方もいるでしょう。それは別に止めません。
これはあくまで個人的な趣味のブログなので、責任は持てません(笑