フリー1
 1位 スーティル(フォース・インディア) 1:25.701
10位 デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 1:28.480
20位 小林可夢偉 (BMWザウバー) 1:29:690
22位  ブルーノ・セナ(HRT F1) 1:31.720
23位 シューマッハ(メルセデスGP) 1:32.450
24位 山本左近(HRT F1) 1:32:791

フリー2 
 1位 アロンソ(フェラーリ) 1:16.265
 6位 シューマッハ(メルセデスGP) 1:16.971
11位 小林可夢偉 (BMWザウバー) 1:17.336
13位 デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 1:17.573
23位  ブルーノ・セナ(HRT F1) 1:21.988
24位 山本左近(HRT F1) 1:23:066

今回のドイツGPも山本左近が走ることになったが、今回は、チャンドックと交替。ヒスパニア・レーシングはよほど資金不足なのだろう。とっかえひっかえドライバーを変えることによって、どうしても乗りたいドライバーの持参金を釣り上げているように見える。まあ、そうはいっても、これだけ遅い左近が乗れているのも、その財政力のおかげなのだろう。トヨタが撤退最後に開発したシャーシを譲り受けるなどの噂も聞かれるが、それで戦闘力がアップするならば、左近も浮かばれるに違いない。
フリー1のシューマッハはどうしたのか。フリー1はフルウエットコンディションで始まったが、シューマッハは濡れた路面も得意としていたはず。可夢偉も20位と濡れた路面は手こずっている感じだ。
ここで、トップを撮ったのは、終盤のチョイ濡れ路面を得意とするスーティル。ミスする確立も高いのだが、もはや「雨のスーティル」も認知されるフレーズになった。
フリー2は、路面も乾いたのであろう。可夢偉はイイ位置に来たし、シューマッハも本来居るべきところに戻った。アロンソも復活した。しかし左近は相変わらず最下位だ。

というわけで、ドライでもウエットでも、左近の乗るヒスパニアというチームは、どちらでも遅いので、サプライズは期待できないようだ。まあ。淡々と走って、14台以上リタイヤっていうのをもはや願うしかない。
最近の世界的な異常気象なら、何が起きてもおかしく無いかもしれない。