フリー1
 1位 ベッテル(レッドブル) 1:32.280
 9位 シューマッハ(メルセデスGP) 1:33.955
15位 小林可夢偉 (BMWザウバー) 1:34:710
16位 デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 1:34.901
22位  チャンドック(HRT F1) 1:38.735
24位 山本左近(HRT F1) 1:39:673

フリー2 
 1位 ウェバー(レッドブル) 1:31.234
 6位 シューマッハ(メルセデスGP) 1:32.660
14位 小林可夢偉 (BMWザウバー) 1:33.402
17位 デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 1:34.051
22位  チャンドック(HRT F1) 1:37.019
23位 山本左近(HRT F1) 1:38:303

山本左近が、またまたF1に帰ってきた! いやぁ~、先日トルコGPのフリー走行1を走ったのが、今期最初で最後かと思ったんだが、まさかブルーノ・セナと交代で、イギリスGPはフル参戦と聞いてびっくり。残りのシーズンも最後まで走るのかまだわからないが、本当に山本左近というドライバーは、ある意味凄い。
昨年度は叶わなかったが、年度後半になると、左近がいつの間にか登場して来るっていうのも、これからの当たり前の光景になるのだろうか。
とはいえ、ヒスパニアレーシングのマシンは遅い。ヴァージンと最下位争いをしているが、その中でも左近は異次元的に遅い。まだ、マシンに慣れていないとはいえ、このパフォーマンスでF1に乗れるのは、どう見ても持参金がもの凄い額なのかも、としか思えない。
まあ、それはそれで、開発が出来るなどチームに恩恵があるわけだから、悪くはないんだけど、ザウバーの今の資金難の状況を見ると、それよりはザウバーのスポンサーになって欲しいというのは、叶わぬ夢なんだろうな。
いまのヒスパニアのマシンでは、よっぽどレースが荒れない限り、ポイントゲットは難しい。左近も最後尾をただ、淡々と走るだけのように思えるんだが、それでも選ばれし世界に毎回24人しか乗れないF1ドライバーの一員と考えれば、凄いことなんだよなぁ~。
さて、前置きが長くなったが、フリー1は可夢偉15位、左近24位。フリー2は、可夢偉14位、左近23位。
可夢偉も左近も、ほぼ予想通りの位置といった感じだ。
とはいえ、可夢偉はチームメイトのデ・ラ・ロサより速いのがいい。
左近はチームメイトに1秒以上も離されちゃあ、ダメでしょ。来年度は107%ルールが復活しそうですよ。
なお、左近のチームメイトのチャンドックは、ブルーノ・セナよりも完走率が高く、完走順位もほぼ上回っていたから、ブルーノ・セナよりもいいパフォーマンスを示せば、左近も最終戦まで、安泰だろう。
まあ、レース中はくれぐれも可夢偉の邪魔をしないで欲しいものだ。特に周回遅れになる時に・・・。
前戦のヨーロッパGPの時は、まさかザウバーが周回遅れをパスしに来るとは誰も思っておらず、変なブロックや変なよけ方で壁に当たったり、みんな動きが不審だったから・・・・(笑