一般の人が良く目に留まる大学の広告って、大抵の場合は私立大学の広告だと思う。
国立大学の事務職員とはいえ、やはり職業柄、新聞や電車内や駅の広告など、「大学」という文字だけで、否応なしに目が行ってしまう。いや、一般の人にもぱっと目に行くから広告なのだ。そうで無くては広告の意味をなさないことになる。

そこへ行くと国立大学の広報というのはかなり私立大学の後塵を拝していると思う。今までは、それでも国立大学という名前だけで学生が集められたから、広報に力を入れて来なかったのと、そもそも国の予算だから、広報にそんなにお金をかけていいのか、研究費第一ではないのかという考え方が主だったからでもある。
ところが、法人化を迎え、国立大学の一部は合併し、少子化の影響も出始めていて、受験倍率も一部の難関校を除いて低下傾向にある。
つまり、国立大学といっても安泰とはしていられない。私立大学は直接のライバルとなり、公立大学も地方国立大学と学生の獲得競争のまっただ中にさらされる。

ようやく、国立大学の広報の重要性が認識され始め、広報にかける予算も増額されてきており、多くの大学では、今までは考えられなかった、ゆるキャラの登場や、大学ブランドグッズの販売、各広告媒体への掲出などが見られるようになってきた。

まだまだ、私立大学を見習わなくてはならないが、広報専門のプロ職員を採用するのか、学内業務に精通した職員に広報研修を徹底させるのか、
単に外注にするのか、大学によって考え方はさまざまで、まだ暗中模索は続くが、ゆくゆくは、オープンキャンパス広告の指定席と呼ばれる電車内窓上広告を国立大学が占拠するなんて日もやってくるかもしれない。

なお、広報関連の業者と話しているとよく耳にするのは、「研究者が直接発信するブログ」は結構な広報効果があるとのこと。大学HPの研究室公式HPや紙媒体などとは違って、常に最新情報がいち早く発信されるからなのだそうだ。特に、大学院の受験生は、研究者で大学を選ぶため、どんな研究をやっているのか興味を引いてもらえるようなブログにするのもテクニックのようなのだ。
まだまだ、大学関連のブログは数少ないが、今後増えてくることを期待します。


あまり関係ないけど、今日はクリスマスイヴなので、↓BlogPaint
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