国立大学職員の趣味日記

自分のヲタクな趣味の紹介がメインですが、現役の国立大学事務職員のみなさんや、これから新たに国立大学職員採用試験の受験を目指す諸君にも役立つかもしれない情報がたま~に紛れ込んでいます。定期的に訪問して探して見るのも面白いかもしれません。

国立大学

なんと国立大学である東京工業大学の学生、松井将器クンが2015年の箱根駅伝を走る!

松井将器箱根駅伝といえば、お正月の風物詩、いや、これが無かったら、1年が過ごせないってくらい、大学職員にとっても大事な行事なんだけど、最近は、少子化の影響もあってか、箱根駅伝に出場することが、大学の宣伝になることもあり、高校時代に活躍したスター選手を、スポーツ推薦枠や、授業料免除、返還不要の奨学金などで優遇し、広告塔として入学させて、大学の名を売る私立大学が後を絶たない。
なので、箱根駅伝にかつて出場していた法政大学や国士舘大学、専修大学、優勝経験もある亜細亜大学などの伝統校が今年、走らないことに違和感を生じて仕方ない。
それどころか、こともあろうか宗教色の強い創価大学が何故か予選会を突破して初出場という、沿道での応援は一体どうなってしまうんだとうという余計な心配まで生じてしまった2015年の箱根駅伝である。
そんな中、明るいニュースもあった。かつて、国立大学といえば、昔、筑波大学が出場し、数年前に、東京大学が学連選抜で走ったくらいで、箱根駅伝といえば、私立大学の応援合戦という意味合いが強かった。しかも筑波大学は当時体育学群があって、運動得意の学生が入学するのだから、出場もアリなのだ。
そんな国立大学はかやの外のような箱根駅伝にあって、、2015年は、やはり勉学でも超難関校である東京工業大学から、松井将器クンという、とてつもなく速い選手が関東学生連合チームから第9区を走るというニュースが流れた。あれ? 東京工業大学って、 運動での推薦枠なってあったっけ? もちろんあるわけがない。 松井クンは、一般入試で東大に次ぐ難関校という東工大へ、勉学に励んで入学したのだ。そんな俊足を持っていながらなぜ、箱根駅伝の常勝校への入学を目指さなかったのかといえば、もともとは陸上をめざし、名門の長野佐久長聖高校に入学したのだが、途中で故障して断念、そのパワーを勉学に向けたというのだから、恐れ入る。文武両道とはこういうことをいうのだろう。9区といえば、ゴール手前の戸塚~蒲田の区間。蒲田東京工業大学のある大岡山とは目と鼻の先で土地勘もバッチリだろう。松井クンは山登りもしてみたいと言っていたそうだが、それは敵わなかったが、どういう走りをするのか是非見てみたい。
それにしても、箱根駅伝が行われる道路付近は1日現在、雪が降っているが、2日当日は果たして波乱が起きるのか。それは誰にもわからないけど、久々にわくわくする箱根駅伝になりそうだ。

松井将器クンのプロフィールはこちら 
 http://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/data/2015/member/kantogakuren/21_matsui.html

初の予算執行抑制案実施で国立大学運営費交付金が半額に・・・まさか給与まで半額!?

<msn産経ニュースより引用>
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120831/fnc12083110230010-n1.htm

なんかとんでもないニュースが飛び込んできた。
とうとう日本も財政が危ない日が来てしまうのだろうか。
このままでいくと、国債が発行できずに、国の財源を使い切ってしまう事態になりそうだ。
給与を2年間8%削減位の話どころで済まされるどころではない。
国立大学運営費交付金が半額に減らされるかもしれない(記事では支払いを遅らせるとあるが、他のメディアではそういう表記がないものもあるし、そもそも支払いに困っているのだから、支払われる保証がどこにもあるわけないし・・・)
いよいよ職員の給与半額カットっていう日が現実のものになるのだろうか?

以下、引用です。



 公債特例法案の不成立で異常な財政事態に 財務相、予算執行の抑制策発表 
2012.8.31 10:23

記者会見する安住財務相=31日午前、財務省

 平成24年度の赤字国債の発行に必要な特例公債法案の今国会の成立困難を受けて、安住淳財務相は31日の閣議後会見で、9月からの予算執行の抑制策を発表した。予算の節約に踏み切るのは初めてで、財政は異常な事態となる。

 安住財務相は会見で「可能な限り執行を後ろ倒しする。このままいけば財源の枯渇が現実になりかねない」と述べ、早期の法案成立を求めた。

 抑制策は、▽地方自治体に配る地方交付税について、9月初旬の支払い予定日を延期したうえで、一部はさらなる先送りを検討▽国立大学や独立行政法人向けの運営費交付金は予算の半分の支払いを遅らせる▽各省庁の出張費など支出を抑制する--などとなっている。

 ただ、防衛や警察、外交などに関係する予算は対象外とし、国民生活に影響が大きい生活保護費や医療費なども従来通り支出する。

 財務省によると、24年度予算の財源のうち税収と税外収入で確保できるのは約46兆円。一方、累計支出額は10月末で約45兆円に達する見込みで、国債を発行できないまま、これまでのペースで執行を続ければ10月末に税収・税外収入分をほぼ使い切ってしまう。

平成24年度の国立大学法人等職員採用試験の第1次試験合格者数から、思ったとおり近畿地区勢に大人気なのが判明

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上の過去3年間の各地区の平成24年度の国立大学法人等職員採用試験の第一次試験合格者数を見ると、意外な事実がわかってきました。
今回は、国立大学法人職員も、国家公務員に準じて平均7.8%の給与引き下げが決まり、ますます不人気な試験になると思われたが、これが、正式決定したのが、すでに応募を打ち切って第一次試験の直前というタイミングだったから、今年度に限っては、急激な受験者の減少は避けられたのであろう。
とりあえず、公務員と併願組がほとんどであろうから、どっちも給与削減されるなら、とりあえず模擬試験代わりに受けているのかもしれない。
人数ベースで見ると、平成22年度からは、減少傾向にあるのは、やはり国家公務員比の給与水準であるラスパイレス指数平均85というところがネックなのであろう。もちろん、給与がこれから7.8%の削減がくるから、これを反映させると、ラスパイレス指数78程度になってしまう。もちろん、国家公務員も同様7.8%の削減がきているから、一緒に給与が下がるので、削減後のラスパイレス指数85で見かけ上変わらないが、物価が変わる訳でないから、一気に生活水準が下がることになる。まさに死活問題だ。

さて、それはさておき、申込者÷合格者の倍率を見ると、東海地区から北海道地区までの東日本は、軒並み倍率が下がっているのに、近畿地区と中国・四国地区は、競争倍率が逆に上がっているところが、平成24年度の特徴だ。(東海地区は、やけに今年度の合格者が多すぎる、という見方もあるが・・・)
この近畿地区の倍率の上昇は、思ったとおりというか、「やっぱりな」と皆さんも思っていることでしょう。
そう、橋下大阪市長が掲げる大阪市職員に対しての改革に、これから、大阪市職員になろうという人が急減した分、あまり橋下市長の影響を受けなさそうな大阪地区の国立大学職員の方に、人気が集中した結果と思われる。まあ、そういう志で国立大学職員を目指すのがいいのかどうか、ということはここで議論することでもないけど、市の職員の仕事と、国立大学の仕事の内容は、かなり違った面があるので、そこのところは前もって心して欲しいと思います。
とはいえ、報道で聞く大阪市職員の給与水準を考えると、橋下構想における大阪市職員の改革を仮におこなったと仮定してもなお大阪市職員の給与額が国立大学事務職員を上回るのは、みんなわかっているのかなあ~(笑

ついに国立大学にも給与削減の波が・・・


独法・国立大、給与削減へ 総額700億円、復興財源に

 野田政権は11日、独立行政法人や国立大学など国の公的機関の役職員の人件費を削減する方針を決めた。国家公務員の給与削減と同様に、消費増税を前に、身を切る姿勢を印象づける狙いがある。減額分は、復興財源に充てるという。

 安住淳財務相が同日の閣僚懇談会で、「次の予算編成の際には、国家公務員の給与削減と同等の給与削減相当額を算定し、運営費交付金等から減額したい」と語った。安住氏は同日の閣議後の記者会見で、102法人などを対象に総額700億円の減額を見込んでいることを明らかにした。

 政権は、4月から国家公務員の給与を平均7.8%削減。独立行政法人に対しても、国家公務員給与に準じて役職員の給与を自主的に見直すよう要請していた。だが、対応が遅い独立行政法人があるため、運営費交付金を減額し、実質的に強制することにした。



ラスパイレス指数85程度の国立大学事務職員が、何故削減されなくてはならないのか、労働基準法の適用を受ける我々が、何故こんな一方的な仕打ちを受けるのか、そして、国家公務員よりさらに高給な地方公務員が削減されないのか、私学助成金という国費が投入されていて、高給を満喫している私立大学が何故影響を受けないのか、世の中なんだか判らなくなった。。。
こうれはもう生活できるレベルじゃないし、モチベーション下がりまくりだよな。
1週間後には、国立大学法人職員採用試験が控えているというのに、これではみんな逃げ出すだろう・・・。
もうこの話題は、出尽くしたので、この辺の過去記事でも参照してください。
もう、住宅ローンは返せない。っていうか、国家公務員宿舎を売り払って財源にすれば・・・って思うよな~。

 

関連記事




国家公務員給与の7.8%引き下げの給与関係閣僚会議決定は、国立大学事務職員へどういう影響を及ぼすのか・・・(2011年10月28日19:55)
http://blog.livedoor.jp/tenkoe/archives/52227669.html

「出世払い」の奨学金制度が出来たって・・・

文部科学省によると、来年度予算案として、安住外務大臣と会談した結果、日本学生支援機構の無利子型の奨学金を貸与された学生を対象に、本人の年収が300万円以下になった場合は、返還が猶予されるという制度の新設に合意したとのことだ。
文部科学省的には、諸外国では一般的な給付型奨学金(返還不要)にしたかったらしいが、財政不足の日本では、まだそこまでの合意は得られず、とりあえず「出世払い型」とすることで落ち着いたらしい。
この年収300万円が多いと見るか、少ないと見るかで意見は分かれそうだが、よく主婦のパート勤務であるように節税対策で、年収を103万円以内に押さえるのと同じように、意図的に収入を年収300万円以下に押さえる人が出て来ないか心配だ。
というのも、まず、貸与総額を考えてみよう。
ここは、国立大学職員のブログなので、学部の学生については、少し貸与額が少なくなるが、国立大学の場合で考えてみよう。なお、大学院の場合は、国立大学や私立大学等の区別がなく同額だ。

学部生(国立大・自宅外) 月額51,000円 (4年間で2,448,000円)
大学院(修士)月額88,000円(2年間で2,112,000円)
大学院(博士)月額122,000円(3年間で4,392,000円)

と、いうことは、大学院の博士後期課程まで修了すると、合計でなんと、8,952,000円にもなる!
これは、学部時代に受けた奨学金は、大学院に進学すると「在学猶予」という制度があるため、返還することなく、貸与額を積み上げることができるからなのだ。
つまりだ、これだけでもラインを引こうとしている年収300万円の3倍近い貸与額だ。
また、学部が私立の場合や大学院が医学関係だともっと額が膨れあがることになる。
これを、貸与種別にもよるが、15年~20年の毎月の分割払いで返還することになるのだが、やはり900万円近くを返還するというのは、結構しんどい。
たとえば、300万円をちょっと超えた位の年収だと、返還の対象者になって、かえって生活が大変になる人も出てくるかもしれない。
ということは、非常勤的な職業や自営業などで、年収をコントロール出来る場合はいいが、サラリーマンとなるとそうもいかない。であれば、返還額が気にならないような年収まで一気に出世しろ、ということなのだろうか?

たしかに、「出世払い」の奨学金制度は、いままでの奨学金にくらべれば、一歩前進しているのかもしれない。
しかし、今のような就職難で、卒業後300万をちょっとでも超えたら、返済地獄が待っているというのは、モチベーション的に大丈夫なのだろうか。ちょっと疑問が残るし、返済計画的にも、いつになったら、完済できるのか見通しもつかないので、精神衛生上も良くないような気がする。

ちなみに、大学院生の場合、「特に優れた業績による返還免除者」として大学から上位で機構へ推薦されれば、「全額免除」でチャラ、というおいしい機構側の制度もあるので、在学中には研究などがんばってみるのもいいかもしれない。たとえ推薦下位でも、順位によっては「半額免除」の可能性もある。しかも、推薦されたからと言って、必ずしも免除になるとも限らないのがやっかいだ。
ただし、この推薦枠は大学ごとにわずかしか来ないので、これを期待して入学してダメだったといわれても、当ブログでは責任を持てませんのであしからず。

ところで、このニュースに埋もれてしまったが、平成24年度の国立大学法人運営費交付金が前年比161億円の減額(1.4%減)となったという。今までは、1%減内に収まっていたと思うので、この大幅な減額の方が我々職員にとって、かなり切実な問題だ・・・。

2011年度のミス東大が決定しました!

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2011年11月27日に東京大学の駒場キャンパスで毎年恒例の東大ミス&ミスターコンテストが行われました。才色兼備を兼ねたこのコンテスト、日本最高学府のイケメンや美女・可愛い子ちゃんを決めるというのだから、まさに日本一のコンテストということだろう。残念なことに、出場予定の1名が病気で出られないということで、イケメン5名と美女4名の計9名で競われました。

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途中、いろんな審査がありますが、うまくボケてかわして、なおかつウケを狙うという高度なテクニックを必要とするコンテストでもあります。まずは、私服での審査ですが、個性が良くでていますね。

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特に、この3番の子ですが、なんと、観覧席の前の方は何やら親衛隊のような組織が出来ていて、異様な雰囲気を醸し出していました。確かに可愛い。

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第2次審査は、例によってウェディングドレスによる審査です。しかもこのウェディングドレスは、良く見ると1つ1つデザインが違っています。これは、桂由美先生のデザインによるファッションで、ここ6年間も続いているそうです。どれもエレガントで綺麗なドレスですね。

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そして、2011年の栄えあるミス東大に選ばれたのは、やはり下馬評どおりの3番の諸國沙代子さんでした。まだ理科2類の1年生ですが、合格発表の頃から、TV取材されるなど、早くから注目されておりました。本人はどうやら女子アナ志望みたいなので、将来も女子アナ&タレント&アイドルとして活躍してくれそうですね。

国会版の事業仕分けが11月16日から始まったが・・・果たして法的拘束力を持つのか持たないのか、朝日と読売で全く逆の内容にびっくり! どっちを信じればいいの?

民主党政権下で2009年の11月から始めて注目された事業仕分けだが、このブログでは、当初から何かと話題にしてきた。ここのところ、飽きたのか、あまり表に出てこないなと思ったら、今度は、国会版の事業仕分けを行うと言う。
この国会版の事業仕分けは、どうやら政府の行政刷新会議による事業仕分けとは意味合いが異なるらしい。
というのも、行政刷新会議の方も「事業仕分け」を11月20日から始める予定だが、最初から、「事業仕分け第4弾と呼ぶな!」という註釈付きであり、どうやら、いままでと違った「提案型政策仕分け」と呼べ!ということらしい。
つまり、この行政刷新会議の「事業仕分け」には、法的拘束力が無く、事実上提案に留まっており、今まで無駄だ、いらないとされた事業がいつの間にか復活していたことの反省というか、実情に即した言い方に変えたのであろう。

まあ、行政刷新会議の方は、強制力が無いので、事業仕分け・・・じゃなかった提案型政策仕分けの内容分析はまたの機会にするとして、国会版の方の事業仕分けは、勧告や決議をすることで法的拘束力を持つという。(テレ朝newsによる情報)
つまり、事業仕分けで有名になったスパコンでは、予算を110億を減らされつつも努力と汗と涙の結晶で折角世界一になったというのに、褒められるかと思いきや「予算削っても世界一になれるんならやっぱりいらなかったんだよね」といった感じで、仕分けられたのだ。

これはひどい。仮に世界2位になった時の発言も予想してみた。恐らく、「世界で1位にになれないなら、予算を付けるの無駄だよね。もっと削りましょう」とか言うんでしょう。結局どっちに転んでも、予算を削ることの理由しか考えてないのかもしれません。


ところで、ここで、気になったのは、マスコミ各社で、国会版の事業仕分けが法的拘束力を持つのか持たないのか、タイトルのとおり2社の見解が異なること。これはなんだか異様だ。前出のテレ朝newsでは、法的拘束力を持つとしているので、この記事を書いたが、もしかしたら、また違う結果になるかもしれない。
法的拘束力を持つか持たないかで、国立大学事務職員の未来も大きく左右される(はずだ)。どっちなのか、はっきりして欲しい。ちなみに、参考にしたマスコミ記事は以下のとおりです。


●法的拘束力を持つと報道
2011年11月16日11時54分配信 テレ朝news 
「国会版「事業仕分け」始まる」与野党ムダ指摘」
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211116018.html


●法的拘束力を持たないと報道
2011年11月17日10時02分配信 YOMIURI ONLINE
「国会版事業仕分け、実効性に疑問も・・・法的拘束力なし」
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111117-OYT1T00211.htm

国家公務員給与の7.8%引き下げの給与関係閣僚会議決定は、国立大学事務職員へどういう影響を及ぼすのか・・・

日本政府は、国会内で給与関係閣僚会議を開催し、国家公務員の給与引き下げ7.8%を実現すべく、人事院勧告を無視した特例法案を今期の臨時国会で成立させるとしている。
そこで、自民党は、争議権の無い国家公務員に対し、一方的に給与引き下げを行うのは、憲法違反としているが、それはもっともだろう。
東日本大震災の影響が大きく、生活に困難を来している人が大勢いることはわかるけど、その考え方の根本が間違っていると言うしかない。
つまり、国家公務員の中には、被災している国家公務員もいれば、被災地のために汗を流している国家公務員もいる。そして、政治家の給与はどうなるんだということには触れていない。
また、国家公務員だけが対象で、もっと高給の地方公務員はどうなんだ? ということにもなる。
つまり、世間の受けがいい、国家公務員の給与の引き下げだけが、一人歩きして、政権維持に必死になっているように見えてしまう。

さて、ここで本題だが、では、国立大学の事務職員の給与はどうなるのか? ということ。
これまで、国家公務員の期末・勤勉手当を含む給与の引き下げに関して、人事院勧告どおりの実施に呼応して、国立大学の事務職員の給与は下がり、期末・勤勉手当も同率でカットされてきた。
つまり、国立大学法人という、国家公務員ではないけれど、運営費交付金という国のお金で大部分が運営されている以上、同じように従ったわけだ。

では、今回の国家公務員の給与7.8%の引き下げが実施された場合、同じように、国立大学事務職員の給与の同様に引き下げられるのでしょうか?

というところで、国家公務員の給与制度上、人事院勧告に従わない事態は初の出来事であり、どうなるかは正直私にもわかりません。
しかし、国立大学職員の給与のラスパイレス指数(国家公務員給与を100とした時の割合)は、平均で85位であり、そもそもが最初から、国家公務員の15%引き下げた給与しか貰っていないわけです。
そのうえで、さらに7.8%も引き下げとなれば、国立大学事務職員は、生活が成り立たなくなる人が続出するに違いありません。
さらに、もっと大事なことは、国立大学は法人化したため、身分は「法人職員」であり、適用法律は労働基準法であり、労働組合があり、争議権もあるというところが、国家公務員と異なるところです。
もちろん、無理な賃下げ要求には、どこかの国立大学でストライキが起きる可能性だってあります。

そもそもこの国の復興を願うのであれば、それに尽力している国家公務員の給与を下げるとか議論する前にもっと削減すべきところは沢山あると思います。国家公務員宿舎の建設中止などは、私から見ても評価できます。
お金は天下の回り物という言葉があるように、国家公務員の給与が減ることによって、民間へ流れる(支払う)お金が減るわけですから、ますます景気は悪化するし、それに伴って民間の給与にも悪影響を及ぼすのです。

というわけで、国立大学事務職員は、今回の引き下げとは連動しないことを祈るばかりです。

(給与の一例です)
国家公務員の給与 月額300,000円の場合 7.8%下げで、276,600円に
国立大学事務職員の場合(ラスパイレス指数85として) 月額255,000円が235,110円に

というわけで、国立大学事務職員の場合、もはや初任給かと思う額に愕然となったりします。 

祝! 「国立大学職員の趣味日記」の訪問者が10万人を達成!

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この「国立大学職員の趣味日記」という、一見、ビジネスライクにみえるが、実は、単なる事務職員である一個人が単なる覚書程度の趣味を記録しているだけのブログが、オープン以来、1年10ヶ月余りでやっとこさ10万人の訪問者数を達成いたしました。

とはいえ、個人のブログとしては、これでも多いようなので、これもひとえに、私のブログに興味を持っていただいた皆様訪問者様のおかげです。

思えば、開始2ヶ月後頃の事業仕分けの頃が一番訪問者が多かったような気もしますが、最近では、それでも訪問してくれる常連さんに支えられ、細々とでは今日まで続けてこれました。どうもありがとうございました。

最近は、更新頻度も間が空いてますが、それでも今後もまだまだ、国立大学事務職員ならではのお役立ち情報もたまには掲載されると思います。引き続きお楽しみくださるようお願いいたします。

なお、奇しくもなでしこジャパンが世界一になった直後ということで、日本中がお目出度いムードのこのような時期に10万人を達成でき、ますます嬉しく思います。

というわけで、女の子ばかりで、職場では、なかなか見にくいブログですが、今後とも、国立大学の一事務職員が現場から伝える本ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。

                                             管理人

平成23年度国立大学法人等職員採用試験 地区別申込者・合格者数データ ~目指せ国立大学事務職員シリーズ41~

受験・合格者数2012n

いやはや、今年は、2ちゃんねるの中傷や震災もあったりして、この「目指せ国立大学事務職員シリーズ」も実は1年ぶりだったりして・・・(笑
表題のとおり、本日、平成23年度の第1次試験の結果が発表されました。もちろん、第1次なので、この後、第2次の面接試験など、まだまだ突破しなければならない関門はいろいろと待ちかまえているわけだけど、まずは第1次試験をパスしなければお話にもならないわけで、合格した皆さんには「おめでとう」、番号のなかった皆さんには、「また、来年頑張って」、後の無い皆さんには、「縁がなかったということで」というキマリ文句しか言えないわけですが、どうかご容赦ください。

さて、この表の上段が今年度、下段が昨年度の参考となっています。内容を見てみますと、全国的には申し込み者が増えているけど、合格者数も増えているので、全体倍率は8.7倍から8.2倍に減って、ちょっとだけ広き門となったようだ。
地区別の特徴を見ていくと、北海道地区は女性の占有率が低い。逆に東北地区は、女性の占有率が高いのが特徴だが、震災の影響か、昨年度とほぼ同様の申込者数に対し、合格者数が少なく、他の地区と違って唯一競争倍率が5.6倍から6.7倍へと上がっている。
関東・甲信越地区は、若干申し込み者が減ったものの、合格者数はなんと35%近くも増やしていて、大判ぶるまいを見せた。毎年地区別で一番高い競争倍率を誇っているこの地区がなんと14.2倍から10.3倍に下がり、九州地区の10.7倍をも下回った。これは驚きだ。
逆に厳しかったのが、東海・北陸地区。申し込み者が3%ほど増えたのに、合格者は18%もダウン。この影響で、競争率は6.1倍から7.6倍へと跳ね上がった。
中国・四国地区は若干合格者を多めに出しているが、この記事を書いている現在、唯一、合格者数を公式発表していない。この数字は合格者の番号の数を数えたので、女性の割合は不明のままだ。公式発表があれば、また追加で情報をお知らせしたい。(7月11日現在、公表資料を基に表を差し替えました)
最後に、さっきのちらっと触れた九州地区であるが、年度のデータを比べるとあることに気づく。全体の申込者は1%ちょっと減ったが、合格者数は21%以上も増えている。しかし、女性の数は減っていて、実はこの増加分は何故だが、男子の合格者分がそっくり増えた形になっている。
う~む、九州男子の意地を見せたのか、はたまた、今回の出題傾向が男性向きの内容だったのかは不明だが、同じ試験でも、こうして地区別に比べてみると、こんなにも差があるのを見ると、つくづく人生って「運」だよな・・・と思う私であった。

というわけで、合格した皆さん、今後の各国立大学法人ごとに行われる第2次試験は頑張ってください。私のブログを見てくれた人が、みんな合格してくれると嬉しいな。
ちなみに、面接に行く服装をどうするか、みなさん迷っているかと思います。現場の私から一言。
ほとんどの大学の採用関係のHPなどに、「(スーパー)クールビズ実行中なので軽装でお越しください」と書いてあると思います。これは間に受けてください。特に今年は、大震災の影響で、大口の電力契約者である大学は、かなりの節電を強いられています。とはいえ、どうしても中止できない研究は優先されますので、節約出来る部分といえば、照明やエアコン関係が中心になります。28℃設定で、使用していいとは言われていますが、実際には、連日の猛暑の中、窓開けと扇風機で凌いでいます。
こんな状況下での面接試験ですから、受験生の負担を軽くすべく、これは本心による親心で記載しています。無理して暑苦しいスーツの正装で来られて、熱中症で倒れたら、面接はオジャンですし、汗だらだらで汗くさい異臭を放つ方が、面接官にとって悪印象になりますし、面接官自身もクールビズを行っているはずです。
だからといって、軽装すぎるのも考え物ですが、ワイシャツ、ノーネクタイ位がちょうどいいと思います。
もちろん、「黒いリクルートスーツは、賢そうに見える、面接で他人と差をつけるのだ」というお考えの方もいるでしょう。それは別に止めません。
これはあくまで個人的な趣味のブログなので、責任は持てません(笑

日本のスパコンが再び7年ぶりに世界一に返り咲く

事業仕分けで、蓮舫が「2位じゃダメなんですか?」と言っていたスパコンだが、やっぱり2位じゃダメだった。なんと今まで世界一だった中国のスパコンを抜き、理化研と富士通が共同開発した「京」がついに世界一の性能となったのだ。
この快挙に、蓮舫がなんて言うのかと注目していたら、なんと、「きわめて明るいニュースで、関係者のご努力に敬意を表したい」とのたもうたそうな。よくもまあ事業仕分けであんな発言をしておいて、よくこんなこと言えるなという臨機応変な対応にもあきれるが、まあ、震災後の暗い日本のニュース報道が続く中で、久々に日本の科学技術力を示せたのは良かったと思う。
ちなみに、国立大学関係では、東京工業大学の「TSUBAME」が世界5位とのこと。

国立大学出身のグラビアアイドルでブログの女王の「眞鍋かをり」さんがライブドアでブログを再開

aworimanabe_blog_480国立大学職員としては、見過ごせない横浜国立大学出身の大物グラビアアイドル「眞鍋かをり」さんだけれども、さらにブログの女王として、君臨していたのを見て、私がこの「国立大学職員の趣味日記」を始めるきっかけにもなりました。
でも何故か眞鍋さんは1年4ヶ月前に、突然ブログを閉鎖してしまったんですよね。
それから音沙汰が無かったんですが、今日、5月31日は、眞鍋さんが誕生日とのことでブログを再開したのが左の写真なのです。誕生日とはいっても、女性の歳なので、調べないことにしました。
そして、驚くことにこのブログがなんと管理人と同じライブドアブログで再開というのが嬉しい。いわゆるライブドアブログはマニア向けということと、このブログが「国立大学職員の趣味日記」と知って、芸能人馴れ合いのアメブロを避けて、こっちに開設してくれたのでしょうね(それは違うと思うが・・・笑)

そして、気になる眞鍋かをりさんのブログはこちら。
眞鍋かをり Official Blog

2ちゃんねるで評判の悪いこのブログ

2chblog

これって、うちのブログのことじゃねーか!(w
そうか、全然面白くないんだな・・・。
なんか、心が折れそう・・・。

大学関係者及び学生の皆様へ朗報!?

大学関係者の皆様へ[1]
毎年、このクリスマスの時期は、国立大学職員関係は、いつも忙しい。それは、平成23年度の予算の内示示達があるためだ。
さて、今回、民主党政権下で、あれほど予算カットと言われてきたのは、どうなったのか? そして政策コンテストの結果はいかに反映されたのか?
このブログでは、「コンクリートから人へ」の政策転換を図る民主党なら、普通に考えれば、コンクリート関係が多い国土交通省予算は減り、人の育成関係が多い文部科学省予算は増えるはずである、と今まで力説してきた。
さて、その結果は、文部科学省が「大学関係者の皆様へ」向けにまとめを示したのが上の図だ。

残念なことに、下げ止まったと見られた、国立大学の生命線ともいえる「国立大学法人運営費交付金」は58億円の減額となった。
ただし、その下げ幅は過去最小だ。しかも、同額の教育研究特別整備費が新規に創設されたことにより、実質やっと横這いになったと言っても良い。

次にこれだけは良くやったと褒めてあげたい科学研究費の大幅増額がある。なんと前年比633億円増の2633億円の研究費が付いた。それだけではない。新規の8割に当たる予算の3割が基金化することにより、年度縛りがなくなり、繰り越しや前倒しが可能になるため、研究費の使い勝手が大幅に向上する。なんでいままでやれなかったのか、悔やむが、まあ、これは大きな前進だ。さすが、東京工業大学出身の理系総理大臣だけあって、はやぶさの快挙もあり、このブログでもさんざん力説してきた資源の乏しい我が国が、世界に誇れる分野は科学・技術だ、と言ってきたのがやっと認知されたのであろう。

ほかにも、ノーベル賞授賞者がおっしゃっていた、海外への派遣の人材育成にも新規で22億円付いたし、耐震化を含めた整備費も内示があったのが良い。

学生の皆様へ[1]
次に学生の立場に立ってどんな支援に予算がついたか見てみよう。
奨学金の貸与人員が、8.8万人増の127.2万人。しかし無利子貸与はわずか9000人増えたのみだ。
また、授業料免除枠は、38億円分も枠が増大し、国公私立合わせて9000人増の75000人に恩恵がある計算だ。これも、良い傾向だ。
他にも就業力支援に29億円、また、科学好きの高校生など早いうちから人材を育てる取り組みに新規に2.8億円とこれも額は少ないが評価できる。

というわけで、政策コンテストでC評価だった事業も、これからの日本を考えれば削れないということに気づいたのか、要望額の9割の予算が認められたようだ。

まあ、100%満足というには、まだまだ遠く及ばない結果ではあるが、その前の事業仕分けとか、政策コンテストの結果があまりにも酷かったおかげで、その見直しがちゃんとされた点はよかった。
っていうか、このブログ、何故だか、数多くの政府機関や首相官邸からもアクセスがあるんだけど、まさか・・・・ね。だって、これ単なる個人的な趣味日記だし。

遅きに失した政策、ようやく実現か・・・。今さら遅いよ・・・

財務省は2011年度政府予算案で、文化振興費を過去最高の1030億円ほどにする方針を固めた。各分野で予算の圧縮が検討されているなかで異例の増額だ。文化遺産の保存や美術館の充実、アニメや映画などの「クール・ジャパン」を支える人材育成にお金をかけ、文化・芸術分野の強化につなげる。
  文化振興費は10年度も過去最高の1020億円だったが、11年度はさらに増やす。とりわけ、文化庁が「元気な日本復活特別枠」で要望した事業を優先する方向だ。
  特別枠では、日本の文化施設に国内外の観光客を呼び込むため、文化遺産の展示施設の整備や案内板の外国語表記、国際的な芸術祭の支援などを盛り込んでいる。日本が強いアニメや、世界で注目されている現代美術などに携わる若手の育成強化も入っている。
  民主党は文化振興策としてクール・ジャパンを掲げ、日本の食やアニメ、ファッションなどに投資し、海外に売り込む方針を打ち出している。文化庁の文化審議会の文化政策部会も「文化予算の拡充が必要」としていた。
  一方、科学技術振興費に含まれる科学研究費補助金(科研費)は、一部を基金にして翌年度に繰り越しできるようにする。11年度は数百億円規模の基金を初めて作り、若手研究者を中心に支援する。
  10年度の科研費は2千億円ほど。基金にすると年度内に使い切らなくてもよく、研究の進み具合にあわせて補助金を使えるため、研究者の要望が強かった。

 
なんか、今更なんだけどね。このブログで昔からさんざん言ってきたけど、全然改善されなくて、もうどうしようもない状態に陥ってから、今頃予算つけるといっても、もう今からではあまりにも時期を逸してしまった感が相当強いし、恐らく日本が世界から取り残された今からでは、巻き返しは難しいだろう。
 おもえば、自民党政権時代に「アニメの殿堂」と民主党は揶揄していたけど、あの時に作っていれば、もっと景気良くなっていたに違いない。もう遅いけど・・・。
さらに悪いことに、東京国際アニメフェアも都条例の件で、出展者の辞退が相次ぎ、開催も危ぶまれている。まさに超がつくほどバッドタイミングなこのニュースで、しらけることばかり・・・。

まあ、せめてもの救いは、科学研究費の基金化で、年度しばりが無くなった位か? まあ、これも30年位前から研究者の間でずっと要望していたことなんだけどね(ぼそっ)

政策コンテスト「元気な日本復活特別枠要望」に対する文部科学省関係の評価が公表されました

昨日、新聞の報道発表分として、公表された中では、35人学級の実現がB評価ということしかわかりませんでしたが、その後、文部科学省から要望の出ていたの全10事業について、その判定と評価が判明しましたので、それをお知らせするとともに、自分なりの私的なコメントも付け加えてあります。

事業番号1901 安全で質の高い学校施設の整備 要望額1898億1300万円
判定:B
(予備費及び補正措置を含む)
評価:整備する施設の優先順位付けを行った上で、緊急性の高いものに限定することが条件
私的コメント:判定Bでも予備費や補正措置を含むという点が気にはなるが、地震の多い我が日本では、耐震化の必要性は言うまでもないだろう。備えあれば憂いなし。もし対策を怠って、壊滅的な被害を受ければ、その復興には、想像を超えるほどの予算がかかることを考えれば、整備にお金をかけるのは当然のことである。

事業番号1902 未来を拓く学び・学校創造戦略 要望額20億円
判定:C
評価:フューチャースクール関連事業において、校数等について相当な絞込みを行うとともに徹底したコストの削減を行うことが条件
私的コメント:ICTに関する取り組みはこの予算規模にして本格的な運用は難しいと思われる。とりあえずの実験的な検証で終わるのであれば、最初からいらない。D判定でもいい位だ。

事業番号1903 小学校1・2年生における35人学級の実現 要望額2247億200万円
判定:B
評価:現行の40人学級に係る小学校1・2年生の教職員(9.3万人)については義務的経費であり措置する必要。ただし、これを措置するには要求・要望の削減による財源捻出が条件
なお、定数改善の取扱いについては、別途、後年度負担の問題も含めた検討が必要
私的コメント:これが唯一、当日の新聞にも掲載されていた評価であるが、個人的には、疑問がある。教室が不足し、予算が足りない中で、プレハブ校舎で代用となったり、教員の人件費がかなりの増加となる。キメの細かい対応が必要というのであれば、35人学級よりも子供たちといかに交流できるかの仕組みやカリキュラムを考える方が先決。よって個人的にはD判定でも良い位。

事業番号1904 学習者の視点に立った総合的な学び支援及び「新しい公共」の担い手育成プログラム 要望額1331億2900万円
判定:C
評価:既存受給者への貸与に必要な分は措置する必要。ただし、これを措置するには、要求、要望の削減による財源捻出が条件
私的コメント:これは、いわゆる無利子の奨学金や授業料の減免に関する事項。まさかこれがC判定をくらうとは夢にも思わなかったし、国民のみなさんもびっくりだろう。いわゆるC判定は、「事業の内容に一定の評価はできるが、改革等の姿勢等の問題が大きい」として、予算がかなり大幅にカットされる恐れがある。つまり、今までのように奨学金を受かられない学生が増加したり、授業料減免が無くなったりするかもしれないのだ。個人的には絶対A判定となると思っていたのに・・・・。

事業番号1905 「強い人材」育成のための大学の機能強化イニシアティブ 要望額1199億7100万円
判定:B
(補正措置を含む)
評価:教育・研究の基盤経費に一定の配慮が必要。ただし、その経費を相当に絞り込むとともに、要求・要望の削減による財源捻出が条件
行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
私的コメント:我が国において、日本が誇れる科学技術にたけた人材の育成をいうことで、博士の育成は重要不可欠。補正措置を含むと一文よけいな文言が付いたがB評価はまあ妥当な線だろう。

事業番号1906 成長を牽引する若手研究人材の総合育成・支援イニシアティブ 要望額484億円
判定:C
評価:継続課題、既存受給者には一定の配慮が必要。ただし、要求・要望の削減による財源捻出が条件
行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
私的コメント:これは、ポスドクの支援とか若手のための科学研究費の拡充とかを視野にいれてもらえれば、C判定ということは無いと思うのだが、これからの日本を担う若手研究者を落胆させるような判定結果だ。本当に将来のことを民主党は考えているのだろうか? 個人的には最低でもB判定だな。

事業番号1907 元気な日本復活!2大イノベーション 要望額788億円
判定:B
(補正措置を含む)
評価:継続課題には一定の配慮が必要。ただし、要求・要望の削減による財源捻出が条件
行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
私的コメント:グリーンイノベーションやライフイノベーションの分野は、世界的に見ても重要な課題であることは間違いなく、この分野で日本がイニシアティブを取るためには、やはり予算をつけて欲しいところである。個人的にもB判定はOKだが、補正措置を含まないで措置して欲しかった。

事業番号1908 我が国の強み・特色を活かした日本発「人材・技術」の世界展開 要望額447億9000万円
判定:B
(補正措置を含む)
評価:継続課題には一定の配慮が必要。ただし、要求・要望の削減による財源捻出が条件
行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
私的コメント:これは、「はやぶさ」効果がもっと期待できる分野だと思ったが、ちょっと意外な結果に・・。
個人的にはもちろんA判定なんだけどな。

事業番号1909 元気な日本スポーツ立国プロジェクト 要望額540億円
判定:C
評価:トップアスリートに育成には一定の配慮が必要。ただし、要求・要望の削減による財源捻出が条件
私的コメント:日本というところは、お金はかけずに選手に頑張ってもらって、金メダルを国民が期待する変な国だ。こんな国を背負って一生懸命戦うボランティア精神に富んだ選手がいるのは日本くらいなものだろう。世界にアピールするには、せめてB判定で、やる気の向上の相乗効果を狙いたいところだ。
よその国は国策としてトップアスリートの育成に巨費を投じているというのに・・・。

事業番号1910 文化芸術による元気な日本復活プラン 要望額1580億100万円
判定:B
評価:徹底したコストの削減や対象地域の相当な絞込みを行うことが条件
行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
私的コメント:日本人って、古代から芸術にもっと感心のある人種と思っているんだけど、予算をつけにくいのも事実。だけど、民間企業ができる分野ではないのだから、もっと国がリードすべきなんだけどなあ。まあ、注釈なしのB判定なので良しとしよう。

総評:文部科学省の要望については、要求で一旦、形式的に廃止した扱いにした上で、増額要望をしていること、また、その結果、金額的にも前府省要望総額の3割を占める要望となっていることから、「特別枠」の趣旨に照らして問題が大きい。したがって、文部科学省については、全般的に大幅な要望の圧縮と、要求の削減による新たな財源捻出が必要。

というわけで、全体を通じて、事業の内容の評価が困難なD判定というのは無かった代わりに、事業の内容が積極的に評価できるA判定も無かった。
まあ、文部科学省関係の要望が多すぎるのと、一部騒がれた「組織票の誤解」のせいで、このような評価になったものと思われる。しかし、今回の全府省の63%で評価され2.3兆円もの要望が保留されている現実をみると、今後かなり厳しい額のカットが予想される。
これで本当に必要なところへ予算がいかず、とりあえず要望を出した不要なところへ予算が廻ることのないよう願わずにはいられない。

最後に、今回の評価についての原則5箇条と、A~Dの判定の考え方も公表されているので、以下に貼り付けておく。

「特別枠」文部科学省評価_ページ_1

「元気な日本復活特別枠」要望に関する公開ヒアリング資料の解説 その4

(その3からのつづき)

これは、政策コンテストでのヒアリング受けた副大臣の会見である。特に下線部分が国民のみなさんにとっても特に重要な部分である。これからも、この動向がどう実現されていくかプロセスを見守って行かなくてはならない。
101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_18
101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_19
101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_20
101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_21

(終わり)

「元気な日本復活特別枠」要望に関する公開ヒアリング資料の解説 その3

(その2からのつづき)
101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_13
一目瞭然、中国の科学技術予算の伸びはすさまじい。これが、現在の中国の経済の成長を支えているのだ。
それに引き替え、日本の科学技術予算の削減は、これから低下傾向に向かっているようだ。日本の技術者が、中国に目を向けてしまうのも、日本のバックアップ体制が整っていないせいもあるのだろう。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_14
これは、世界最高峰の教育・研究を行っていると言われる米国への留学状況だが、中国はどんどん学んで自国への還元・向上を進めているのに、一方、日本は激減している。これでは、今後、日本からのノーベル賞受賞者を出すのは難しくなっていくかもしれない。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_15
「強い人材」を育てる、「知恵」を活かして課題を解決する、優れた「人材」と「知恵」で世界展開
この3つは、今まで言ってきたことのまとめである。まさにこれがこれからの日本にとっての理想なのだが、民主党がこれをなかなか分かってくれないのがもどかしい。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_16
これも、日本を世界と比較した場合、いかに日本は劣悪な環境でいままでやってきたかがわかる。これでいままでやってきたのだから、日本人は凄いことなのだが、流石にここまで予算が削減されてくるとどうにもならなくなる。まさに先細り問題、内向き思考、劣悪な環境をなくすよう、国からの支援が欲しいところだ。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_17
民主党は、地方交付税措置を大幅に拡充し、地方消費者行政活性化交付金により都道府県に基金を造成しようとしている。
これを科学研究費にも応用できないものだろうか。基金化することによる単年度決算のしばりがなくなることは、大学教員を日夜悩ませている「研究の継続性」が保たれることになり、非常に研究効率が良くなる。予算削減というなら、こういう基金化という効率性を狙った方が良いだろう。科学研究費に関わる事務の効率化による人件費の削減は実に膨大な額になるはずだ。科学研究費補助金の基金化は、みんなが夢見る希望でもある。

(その4へつづく)

「元気な日本復活特別枠」要望に関する公開ヒアリング資料の解説 その2

(その1からのつづき)
101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_07
今回、大学の奨学金事業や、授業料免除のための予算関係が要望額に盛り込まれているが、これが、あまり評価が良くない印象である。「組織票」などとマスコミは面白おかしく書き立てているが、実はこのように授業料の捻出に苦労している一般国民のパブリックの声も沢山あるというのに、単に「組織票」で片づけようとしている。これだけの声に応えようとしない民主党政権とは一体なんなんだろう。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_08
小学校1・2年生における35人学級の実現は取り上げられていたように、民主党政権は、義務教育には、かなりの手厚い支援を行うようである。それは、他のどんな予算を削ってでも「こども手当」の満額支給を目指していることでもわかる。かといって、大学教育をおろそかにしていいという理由にはならない。イギリスのような暴動がいつ起きるとも限らない状況だ。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_09
無利子の奨学金事業の拡大(他国では、給付型の奨学金があるが)、授業料の減免など、経済的に苦しい家庭への支援をどうしようかと一生懸命予算化に苦労しているというのに、一方「こども手当」など、所得制限無しで、全員給付など、民主党は本当にバランス感覚が欠けていると言わざるを得ない。これでは学ぶ意欲のある優秀な学生の頭脳が国力となることはないだろう。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_10
世界ランキングで、日本の順位が低下しているのもわかるような気がする。決して「ランキング項目の指標の変更」だけが、日本に不利にはたらいている要因だけの問題ではないだろう。
特に、中国のグローバル化に対応した人材の養成の特化には、目を見張るものがある。日本の技術者を中国が大量に受け入れているという報道もあるし、我が国の財産「技術」が中国にどんどん流出するとともに、日本の国力が低下し、世界的なビジョンで「日本の価値がどんどん低下」していることに気づいているのだろうか。
大学進学率は国際的に低水準であるが、これは、授業料の援助が国からほとんど無いことに要因がある。
とはいえ、無用に大学の数を増やせというわけではない。いかに高度の教育・研究を行える人材を大学が育成するかにかかっているのである。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_11
日本が世界の中で戦うためには、いかに大学の高等教育を大事にしなくてはならないかを考えなくてはならない。その科学・技術の基となる教育研究基盤である大学、特に、博士課程の大学院教育の重要性を説かなくてはならない。それなのに、「ヘタに博士課程に行くと、ポスドクという非常に不安定な身分にさらされ、助教、准教授などに採用されなければ、ずっと非常勤ということになる。」ということで、これらの基盤をしっかりしない限り、将来不安な学生はますます博士課程を敬遠することになる。これでは人材は育たない。早急に支援すべきなのである。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_12
大学など、広い敷地は、非常時の避難場所など、公共性が非常に大きい場所である。このように公共の福祉に供する部分に国民の安全を願う予算をつけて欲しいと思う。

(その3へつづく)

「元気な日本復活特別枠」要望に関する公開ヒアリング資料の解説 その1

文部科学省のホームページには、政策コンテストの要望公開ヒアリング資料が掲載されているのだが、掲載場所がわかりにくいうえ、内容が盛りだくさんのため、一見、何を訴えたいのかがわかりにくくなっている。そこで、「つまり、こういうことなんだよ」ということを簡単に説明しましょう。
以下の文部科学省のホームページより引用。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2010/11/11/1297943_19_1.pdf



101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_01
これは、表紙です。文部科学省が気合いを入れて作成しました。


101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_02
日本の人口増加率の低下とともに、名目GDPも低下。そして、公財政教育支出の伸びている韓国は実質経済成長率もぐんぐん伸びているが、日本は、公財政教育支出の削減とともに、実質経済成長力も低下しました。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_03
日本はGDPに占める公財政教育支出割合がOECD各国の中で最下位に近く、平均4.9%に遠く及ばない3.3%。これが、大学などの高等教育機関に限ると、ダントツの最下位で平均の半分しかない。また、1人当たりの公財政高等教育支出も米英仏独の5カ国の中で最低。いかに日本は、大学教育にお金をかけてくれないかがわかる。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_04
教育予算は、10年前の3分の2程度に削減。しかし、民主党に政権交代後、2010年に「コンクリートから人へ」の人への政策転換で、いったん増えているように見える。しかし、これは、高校の実質授業料無償化によるものであり、大学などの予算にはあまり反映されていない。今も予算確保に苦労している状況では、なかなか増える要因を見出すことができない。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_05
平成23年度予算は、政策コンテストもあり、平成22年度に比べ要求額を0.6兆円減らしたうえに、0.86兆円を要望額としたが、こんな状況のなかでも予算化されるような明るい兆しが見えてこないところが、今後の高等教育の在り方に不安になってくる。

101115第5回政策会議資料(抜粋)_ページ_06
教育予算の実に7割が人件費という現状。しかも、職員は国家公務員の8割くらいの給与しかもらっていない状況。教員においても、私立大学から国立大学への転職は、あまりの安さにびっくりすることしきり。国立大学の教員は、自分の給与はさておき、十分に研究できる機器と研究費があればいいというボランティア精神の先生が多い。それなのに、まともな研究費も確保出来ないとなれば、まさに死活問題だ。

(その2につづく)

おいおい、文部科学省関係予算の評価が低すぎ・・・。

思いやり予算がA判定は仕方ないとしても、この朝日新聞の報道によると、文部科学省関係の予算は、「小学校1,2年生の35人学級の実現」に2247億円の要望のあったものが、C判定(減額して予算化、B判定も減額して予算化だが、C判定は大幅減額と思われる)になったのみだ。
まあ、新聞に載っているのが、全部とは思えない(合計でも要望額6,452億円)が、35人学級の実現より、授業料免除のに予算をつけてくれる方が、より即効性と言う点で、現実的と思われる。
私のいた小学校は当時43人も生徒がいたせいか、35人学級の実現には、実は抵抗があるのだ。
なんか、マスコミがこぞって面白おかしく報じた「組織票」という言葉に敏感に反応してしまったのであろう。
理系総理大臣である菅さんなら、もっと理解力があると思ったのに、残念だ。
正式には11月29日に政策コンテストの全体の結果がわかるようだが、文部科学関係予算はどうなっているだろうか。

東大ミスコン2010
なお、こちらは政策コンテストではなく、東大駒場祭で行われた「ミス&ミスター東大コンテスト2010」の模様である。
もし文部科学省予算にもしものことがあれば、東大出が多い政界の方々が黙ってはいないだろう。

世界最高水準の理工系総合大学を目指す「東京工業大学」はやっぱり凄い

民主党が行った事業仕分けでも、スパコンに関するものはかなり厳しい査定だったことは、国民に皆さんの記憶に新しいところだ。
そして、そうこうしているウチに、計算速度のランキングで世界のトップは、とうとう中国のスパコンに奪われてしまった。
幸い、まだ事業仕分けの影響を受けなかった東京工業大学のスパコン「TSUBAME」が日本のトップ、世界でも4位の座を得ている。

スパコンの恩恵を国民の皆さんが気が付かないうちにどれだけ受けているかは、前にも述べたとおりだが、世界的な観点からみても、世界が日本の技術を受け入れて世界に売り込むためには、スパコンもそれなりの能力が無くてはならないのだ。
このようなすばらしいスパコンが東京大学でもなく、民間会社でもなく、東京工業大学という西日本ではあまり知られていない国立大学にあるというのがいい。
そして、工業大学ということで、女子学生が普通の文系大学に比べれば、かなり少ないみたいだけど、そんな逆境にもめげず、ミスコンテストを毎年開催しているというのも凄いことなのだ。

これから理工系分野で大学進学を目指す皆さんは、東京大学や京都大学など旧帝国大学だけでなく、東京工業大学も候補に入れてはいかがだろうか。

titech_misscon
こちらは、「東工大のスパコン」ではなく「東工大のミスコン」だが、どちらも世界最高峰の水準なのが素晴らしい。こんなに綺麗な美人さんばかりなのだから、是非とも入学したくなってきてしまいそうだ。

イギリスで、授業料値上げに反対する学生が暴徒化。日本も人ごとではない。

尖閣列島の流出ビデオに国民が釘付けになっている中、その影に隠れてあまり目立ってはいないが、大学関係者としては、かなり気になるニュースが流れている。
それが、表題にもある授業料値上げ問題だ。
イギリスでは、各省庁の予算を19%カット。そして大胆にも、大学教育の支出を40%もカット。そのしわ寄せが、授業料の3倍値上げという結論に至り、学生が暴徒化と化したのだ。

これは、なにもよその国の出来事で、我が日本に無関係の問題ではないのだ。
今、民主党政権がこれとまったく同じ道をだどるかのように、事業仕分けで、各省庁の予算をカット。そして、大学教育や研究に必要な予算も大幅縮減を狙っている。もしこれが実現されれば、日本でも授業料値上げを余儀なくされることになり、40年ほど前に起きた学生紛争のような事態の再現も現実味を帯びてくる。

とにかく、そうならないためにも、もう一度、大学教育予算がいかに重要か、見直して欲しい。

国立大学協会総会決議「強い人材、強い大学、元気な日本」(平成22年11月1日)

国大協総会決議
ここまで言っているのに、予算つかなかったら、日本はもうダメぽ。

「政策コンテスト」は得票数ランキングではありません。国民の皆さん、窮状を訴えましょう。

教員の声?文科省に集中、パブリックコメントの8割超(読売新聞より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101013-OYT8T00434.htm


2011年度予算案の「元気な日本復活特別枠」(1・3兆円)の配分を決める政策コンテストで、文部科学省の要望に対して“国民の声”が集中し、話題を呼んでいる。

 政府は政策コンテストに省庁が出した要望189件について、一般の意見を募る「パブリックコメント」を実施している。9月28日からの1週間で計1万5233件の応募があったが、文科省の要望への意見がこのうち1万2821件と8割超を占めた。次に多かったのは、国土交通省関連の767件だった。

 文科省の要望は、小学低学年の35人学級実現、大学機能強化など10件だ。同省では副大臣らが要望の必要性を訴える動画を配信するなどアピールに懸命で、教育機関や教職員組合でも国民の「関心の高さ」を示すため、教員らに意見提出を呼びかけている例がある。

 意見は、玄葉国家戦略相を議長とする評価会議が優先順位を決める際の参考にする。意見が多いことが直ちに採用につながるわけではないが、危機感を募らせる他省庁には「教員のネットワークを動員した、ある種の『組織票』では」と勘ぐる向きもある。

2010年10月13日  読売新聞)

この記事を見て、「やっちゃたね、文部科学省関係・・・・」と思ったのは私だけではないはず。
単なる「組織票」集めでいいのなら、国立大学職員を総動員すれば、コトが足りてしまう計算になる。
実際、PCを使っての提出でなくても、FAXで「そう思う」に○をして送信すればいいとのことだ。

しかし、それだけでは、何かが違うような気がする。
「そう思う」に○だけしてFAXするだけでなく、たとえば、授業料免除が無くなったらどう思い、そしてその結果どう支障が出て困ることになるのか、その切実な思いを国民の皆さんの声としてコメントが欲しいと言うのが趣旨になっているはず。だからこそ、私は前にブログで国民の皆さんに訴えたわけなのだ。

参考記事 政策コンテストの中に係る「パブリック・コメント」が実施中となってます(2010年9月28日~10月19日) (2010年9月28日20時26分)

そんなわけで、国民の皆さん、政策コンテスト、特に文部科学省関連は、生活に直結する切実な問題です。私は、国民の皆さんがコメント付きで切実な窮状を訴えることが一番であると思っています。どうかよろしくお願いいたします。

というわけで、私も切実な状況を訴えるべく、コメントを用意して来ましたが、国立大学職員という内部の人間ですので、組織票と思われるのは本意ではないということで、パブリックコメントは控えることにしました。
国民のみなさん、重ね重ねになりますが、どうかよろしくお願いいたします。
締め切りが迫っています。(期限:2010年10月19日(火)まで)
http://seisakucontest.kantei.go.jp/

政策コンテストの中に係る「パブリック・コメント」が実施中となってます(2010年9月28日~10月19日)

この表は、JPEGファイルになっておりますので、クリックでさらに大きく表示することができます。
特別枠要望の状況


関連記事 平成23年度各省庁の概算要求バトルロワイヤルが始まる (2010年8月3日22:28)

まず、関連記事の時にお伝えした、「平成23年度文部科学省における概算要求組替え基準の姿」の図をみてもらいたい。
この時に概算要求枠10%以上削減を達成したことに対し、10%以上の削減額について、3倍の要望を行った「元気な日本復活特別枠」に応募した結果、全省庁分の中でどのような位置づけになったかをわかりやすく示したのが上の図である。(2010年9月27日開催 国大協臨時東京地区支部会議資料より)
まず、一番上にある中期財政フレーム71兆円枠は今後3年間は超えないということを大原則としており、この中で、国立大学予算がどの位置にあるのかをまず知ることが重要となる。
残念ながら、1.3兆円増となる社会保障費に対し、据え置きの地方交付税交付金のおかげで、国立大学予算の属する政策的経費等はマイナス1.3兆円の減となっているところからまず始まるのだ。
そして、この減を目標に各省庁に予算の削減の推進を図る代わりに、目玉政策には、特別枠として、1兆円程度の額をコンテストで選出することとしたわけだ。

しかし、フタをあけてみれば、この1兆円の争奪戦は激しく、全省庁を合わせると、なんとその額3兆円!
その中でも、額が一番多いのが、国立大学を抱える文部科学省だ。
でも、中身を詳しく見れば見るほど、今の日本を元気にするには、文部科学省関連の政策がいかに重要で欠かせないものかがわかっていただけるはずです。総額1兆円の枠なのに、そのほとんどを占める8,628億円の強気の要望というのも、日本を元気にするには、まず学生・生徒のみなさん1人1人に力をつけていただいて是非とも国力のアップを託したいという政策だからです。

具体的には、
1.国立大学の授業料の減免の拡大で、経済的に困難な家庭でも意欲と能力のある学生さんにも、より多くの修学の機会が拡大し、資源の乏しい我が国の誇りである、科学・技術等の知識向上につながります。特に、これからの日本の牽引役となる博士課程の学生さんには、減免率を多くします。
2.育英奨学金の拡大で、減免にならなかった家庭の学生さんにも、勉学の機会が拡大します。
3.リーディング大学院とは、研究開発の分野だけでなく、政財界などの各界でも国際的に活躍出来る優秀な存在を我が国から輩出することを目的とした予算となります。
4.科学研究費補助金は、その名のとおり、科学技術の向上に繋がる研究資金となります。
5.35人学級が実現すると、教員から、キメの細かい指導が可能となり、ひいては我が国の学力アップに貢献します。
6.学校施設耐震化は説明も不用かと思われますが、どこかお隣の国のように、もし地震で学校がつぶれてしまったら、これからの日本を救う大切な子供たちを失うことがあっては絶対にいけません。
7.スポーツ・文化も活気溢れる元気な日本を実現するには、是非必要です。各種スポーツイベントやオリンピックなど、世界で活躍する人材を育成するためにも、また、経済効果も計り知れない程の良い影響があるので、これも欠かせません。

というわけで、特に国立大学に限定してみれば、授業料の減免の拡大は、高校授業料無償化の流れで是非とも必要というのはわかっていただると思います。しかも、この予算は、概算要求枠から全額削減して、特別枠のみで、全額要望しているので、万一、この政策コンテストで落ちるようなことがあれば、日本中がパニックになるかもしれません。

先日発表された、世界ランキングの中で、日本は順位を落とし、中国は順位をあげ、アジアのトップは香港の大学という状況に、もっと日本は真剣になる必要があります。
繰り返しますが、資源の乏しい我が国の宝は、科学技術の向上が唯一、世界で対峙出来る手段なのです。それなのに、デフレのせいで、中国などの海外に科学技術の粋と言える工場が乱立し、科学技術の知識が流出しました。これは我が国の損失です。
そして、科学技術の向上した海外からの製品で、我が国が衰退し始めた・・・そんな構図です。

よその国が大きくなって、某国からの理不尽な要求をされるがままに落ちぶれた我が日本もこのままではいけません。早く、文部科学省予算の要望額を全額認めて、我が国を立て直すのは、日本の未来を考えたらこれは急務と言えるでしょう。このままでは日本がつぶれてしまいます。

国民の皆さん、日本の明るい未来に可愛い我が子を託すためにも、是非ともパブリック・コメントによるご意見をお願いいたします。

<ご意見募集HPはこちら>締め切り2010年10月19日17:00まで
「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメント
~政策コンテスト~ 予算編成にあなたの声を!
http://seisakucontest.kantei.go.jp/

祝! 国立大学職員の趣味日記が開設1周年!!

いやはや、日記なんて3日坊主で終わっていた私が、よくもまあ1年も続いたものだ。
これも、日記とはいえ、世界中から誰とも知れない人から見られているという緊張感からか、続けねばならなかったというところが、本当のところだろう。
最初は軽い気持ちで、趣味の単なる備忘録として始めたはずなのだが、1年経った今、当初の目的と少し違う方向性になってきているようなのだが、どうなんだろうか?
今一度、最初の日記に戻ってみよう。


ブログ開設しました 2009年09月11日 23:56

はじめまして。
都内の某国立大学の事務職員して勤務してます。
とはいえ、ここは、あまり仕事の話は出てこないと思います。
自分の趣味を思い切りできる職業は何か?を考えたら、いつの間にか国立大学職員になってました。(笑
やっぱり、廻りに若い学生が多いってのはいいですね。自分も大学を卒業してから何十年も経つのに、まだまだ大学生気分って感じ。

というわけで、このブログでは、主に以下のジャンルで進んでいくと思う。基本的に運動音痴なので、スポーツ関係の話題は少ないと思います。それぞれ関連性はあまり無いので、興味のあるのだけ見てね。

・F1
・ゲーム
・納豆
・500mlペットボトル飲料
・カップ麺
・マンション
・チョコレート
・ヨーグルト
・塩だけの梅干し
・モバイル機器
・メイドコスプレ
・電車
・UFO
・ポテチ
・銀行

などなど

ううむ、こんな宣言をしていたのか・・・。
現状はどうだったか1つずつ検証してみよう。
・F1
F1のフリー走行からの順位と決勝結果の報告がメイン。フリーは日本人関係しか乗せないという完全な手抜き。オフシーズンには話題がほとんど無くなる。
・ゲーム
最初のうちはよく出ていたが、2010年になってから、ゲームをしなくなったこともあり、ラブプラス以外はほとんど登場しなくなった。
・納豆
登場頻度は多くはないが、あちこちのスーパーから珍しい納豆を見つけてはレポートしている。細々とはしているが、続いている。
・500mlペットボトル飲料
最近は、メイン企画となっている。このブログの主力といってもよいジャンル。こんなに飲んで私の体は大丈夫なのだろうか?
・カップ麺
  これも開設当初から、根強く続いている主力ジャンル。週に3~4食は食べているの  で、体を壊さないか心配。しかし、このジャンルのブログは数多く、私のコメントは  最低限の感想しか言っていない。
・マンション
過去に2~3例しか無かったと思う。給与が毎年下がる中、購入意欲は減退し、ますます縁遠くなっている。
・チョコレート
  チョコは、時々登場しているが、あまり新製品にこだわらないせいか、毎日チョコは
欠かさず食べているというのに、記事になることはあまりない。
・ヨーグルト
グルトは何故か新製品があまり多いジャンルではない。そんなわけで、登場頻度がどうしても少なくなる。
・塩だけの梅干し
これ、1回もやっていないが、塩だけで漬けた梅干しは毎日食べている。かなり特殊な分野になるので、生産者やお店に迷惑をかけないよう今まで記事にしていない。
・モバイル機器
秋葉原やガジェットが好きな私としては、記事にほとんどしていないのは、不思議というより、競合のブログがマニアック過ぎてついていけないから。ソニーのバイオぐらいしか過去に記事になっていない。
・メイドコスプレ
これは好きなんだけどねぇ。残念ながら、ブログに掲載許可される写真なんて、ほんとにわずか。個人的に楽しむしかない。でもって、時計は付けてみました(笑)
・電車
まあ、そんなに鉄ヲタというわけでもないので、新駅が出来た時とか特集くらい。
・UFO
このブログを始めてから、宇宙人が監視しているのかも知れないが、昔良く見かけたUFOが私の前に何故か現れなくなってしまった。カメラはいつも持ち歩いて、UFO写真を載せる準備はいつでも出来ているんだけどねぇ~。
・ポテチ
これもほとんど毎週食べてます。あれ、記事にあんまりなっていないのは何故なんだろう??
・銀行
銀行巡りとか金融情報は好きなジャンルなんだけどねぇ~。これも記事にしたことないね~。初の日本振興銀行のペイオフなんていう、初の事態も起きたというのにねぇ~、不思議だ。
・仕事の話は少ない
これがどういうわけか、このブログが始まってすぐに事業仕分けとかあって、政治系のニュースとか、国立大学の予算に関することとかまでを何故か扱うようになり、趣味日記なのに、意外にも大学関連の専門分野を扱う真面目なよそのサイトにリンクされていたりしてびっくりしたこともあります。
というわけで、この「国立大学職員の趣味日記」はかなり特殊なブログということがおわかりになったと思います。それで、みんなが疑問に感じていそうなことを1周年記念として、Q&A方式でまとめてみました。

Q1.このブログのジャンルは広すぎる。別ブログに分けたらどう?
A1.私の趣味をとにかく紹介するのが目的。特に分割は考えていない。
Q2.メイドの記事の次に事業仕分けとか、真面目と不真面目が同居していて見ずらい。
A2.気分転換にはよいのでは。萌えとミニスカは、このブログの活性剤です。
Q3.せめてカテゴリ分けしたらどうか
A3.最初、やり方がわからなかった。途中でわかった時にはもう面倒くさくなってやる気無くした。見出しタグを打ってあるので、それで許して。
Q4.このブログのポリシーは。
A4.そんなもん、ありません。
Q5.国立大学職員なのに、ブログに広告掲載していいのか。
A5.これ、無料ブログなので、ライブドアの場合は楽天とかの広告も、無報酬タイプになります。あまりにも殺風景なので、広告を載っけてみたら、なんとなく見栄えがいいので、報酬がなくとも気に入ってます。
Q6.職位はどの位なの? もしかして偉い人?
A6.趣味に生きる道を選びましたから、役職なしのヒラ職員です。
Q7.ブログのことは良くわからないけど、ここはアクセス数が多い方?
A7.正直に言って、少ない方になります。原因は分かっていて、多ジャンルすぎて専門ブログになれないため、ほとんどの人が敬遠して寄りつかないからだそうです。
過去をさかのぼれば、開設間もない2009年11月25日に684人を記録してから、減少の一途をたどり、1年経った今も、この記録は更新されていません。
Q8.更新ペースがわからないのですが。
A8.全くの不定期です。気合いが入れば、1日15記事もアップするし、仕事が忙しい時期は1ヶ月位放置しました。ノルマにとらわれず、私が更新したいときに更新します。
Q9.9月11日って、アメリカで同時多発テロのあった日だけど、何故この日にブログを開設したのですか。
A9.単なる偶然です。
Q10.最後に、このブログはいつまで続くのでしょうか。
A10.大学職員である限り続けるつもりですが、突然飽きるかもしれません。その時は急に更新が止まって放置され数ヶ月後には、消去されると思います。

訳の分からない手当で水増しの地方公務員こそ、公務員改革の本丸では?

いやあ、この産経新聞の記事は、国家公務員や独立行政法人職員、国立大学職員は、実状は大体は知ってはいるけど、とても口にだすのははばかれたり、ブログ記事にするには危険すぎる内容になるので、私もあえて避けてきたが、その影の部分を表に出してくれた。拍手を送りたい。
よく、一般の報道では、地方公務員のラスパイレス指数も国家公務員と比べて水準は国以下と言われてきている。数年前までは、地方公務員の方が国家公務員よりも給与が高いというのは常識ではあったが、国家公務員の水準に合わせるべきであるという風潮から、最近では、見かけ上は、国と同等か、それ以下と報じられていた。
しかし、この記事を読んでいただければわかるが、訳のわからない手当で給与を水増ししているのだ。国家公務員や国準拠の職員の場合は、基本的に民間でも支給されているような手当てに準じたものしかないが、地方公務員にはびっくらこの手当だ。その一部だけ引用しよう。

 「しかも、その手当がおかしい。例えば危険・不快な業務を対象に支給する特殊勤務手当が窓口に座っただけでもらえる。これを“窓口手当”というが、きっと地方公務員にとって住民サービスは危険で不快なのだ。また、ある市営地下鉄では電車を所定の位置に停止させるだけで運転士に“正確手当”が出る。」
そして、地方公務員の数の多さに係わらず言及しない理由もある。その一部を引用しよう。


「地方公務員は公営企業を含めて300万人と、自衛隊を含めた国家公務員の5倍に上る。この膨大な地方公務員の高給与是正は、間違いなく公務員改革の本丸のはずだ。なのに、政治、特に民主党は代表選でも言及さえしない。自治労と日教組が強力な支持基盤だからだろう。」

そして、以下のようにまとめられている。そうなのだ。公務員改革って、国家公務員ばっかりが厳しい削減対象になっていて、国立大学職員は法人職員として切り離され、激しい効率化を行ってきた。国民のみなさんも、これで、やっと地方公務員の実態に気づき、実は国のお金がこんなに地方公務員の給与の一部になっていることがわかれば、厳しい目を向けてくれるであろう。  

「地方公務員の給与は住民税だけでなく、地方交付税によって支えられている。それが来年度予算の概算要求基準でも一律削減から外され、要求は今年度並みとなった。高給与を是正すれば交付税は簡単に削減できる。国民の厳しいチェックの目が必要だ。」

これは久々にすかっとする記事だった・・・・。
あとは、そのうち誰かが、異様に高い私立大学教職員の給与と国からの私学助成金の関係のことを記事にしてくれることだろう。

恐怖の幽体離脱体験物語

「う゛ぅ~、体だりぃ~、仕事行きたくねぇ~」
朝、目が覚めた瞬間、なんだかいつもの調子じゃない、これは、風邪を引いたのか、熱があるのか、食べ物に当たったのか、まだ自己診断出来ない状況であるが、とにかく、出勤して仕事できそうでない体調であることは確かだった。
「今日は、仕事を休むことにしよう、でも今電話してもまだ誰も出勤していないから、8時30分過ぎに電話連絡を入れることにして、もう一眠りしよう」

こう決めてしまえば、少し気が楽になる。
「そうそう、体調が悪いのに無理して出勤して、はかどらない仕事でいらいらして、さらに体調を悪化させるより、今日1日休んで、体調回復させて、明日バリバリ仕事する方が得策だ。」
こう考えた私は、もう一眠りすることにした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(熟睡中)

はっと目が覚めると、8時33分頃。時間を気にして一眠りすると、大体ターゲットにした時間に起きることができる。
「よし、目標もばっちり、予定通り。なんだかこうスムーズにいくと気持ちいいな」
そう思って、早速職場に電話し、今日休む旨を伝えようとしたが、自分の係の人間が誰もいないとのこと。隣の係の人が代わりに電話を取ったので、伝言をお願いすることにした。
「でも、こんなにさわやかに連絡すると、具合が悪そうじゃないな」
と自問自答しながらも、連絡してしまったのだから仕方ない。なんとなくまだ頭が痛い感じもするので、やっぱり休んで正解と決め込んで、もう一眠りすることにした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(熟睡中)

「おい、早くこの仕事片づけろよ!」
はっとしてあたりを見回すと、なんとここは職場ではないか・・・・。
いったい、私は仕事中、居眠りをしていたのだろうか?。ちょっとここのところ、夜更かしが過ぎて寝不足になっていたのかもしれない。

少し、反省しながらも、よく考えたら、今日中に処理しなければいけない入試の仕事があったのをすっかり忘れていたのだ。そうかそうか、今日は結局出勤することにしたんだっけ。私もバカだよなあ、今日休めるわけないじゃん。トイレへ行って、気分一新してから仕事の続きをする事にした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(熟睡中?)

目を覚ました。 あれ?ここは布団の中、やっぱりここ自宅じゃないか。時間はお昼を迎えそうな12時前を指している。
なんと、上司から、早く仕事を片づけるように怒られている夢を見ていたのだ・・・・。せっかく休んだのに、仕事の夢を見るなんて、私ってそんなに仕事好きだったかなぁ~とあきれながらも、結局、午後も布団の中でごろごろしたおかげで今日丸一日休みが取れ、すっかり体調は回復し、翌日は、普通に出勤することができた。

しかし、出勤するなり、すぐに同僚が不思議そうな顔をして近くにやってきた。
「お前、昨日は、途中で急に居なくなっちゃったけどやっぱり具合悪くて早退?」
「いや、私は、昨日は体調が悪くて丸1日お休みしたのだが・・・・。」
「そんなこと言って、みんな目撃しているんだから・・・・。休むと連絡があったとの伝言を聞いていたのに、君が来ていたから、あれ?とおもったけど、その後すぐに急にいなくなったからてっきり帰ったのかとみんな思っていたよ」


これは紛れもない、私の幽体離脱体験である。私が仕事の夢を見ていた時間帯と同僚が私を目撃したという時間帯が妙に重なるのだ。どうやら仕事をどうしてもしたかった幽体が、私の体から抜け出て、仕事を代わりにしていたらしい。まあ、体の方はおかげさまで休まったが、私の幽体が、そんなに仕事熱心であることを再認識できた1日でもあった。

なお、私の幽体離脱はこれだけではなかった。その体験談はまたいずれかの機会に記します。ちなみに、休暇届は、丸1日でちゃんと申請しました。出勤簿上も出勤にはなっていません(笑)。

国立大運営費交付金・増額要求は政策コンテストへのチャレンジか

国立大運営費交付金を増額要求へ 文科省方針
2010/8/19 2:00 情報元 日本経済新聞 電子版

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3EAE2E4948DE3EAE2EAE0E2E3E29180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195592008122009000000より引用

 文部科学省は18日、2011年度予算の概算要求で、国立大学法人の運営費交付金を10年度予算の1兆1585億円から増やすよう求める方針を固めた。増額幅は今後詰める。財政難で各省庁は既存予算の1割カットを求められているが、文科省は同交付金をこれ以上削減すれば国立大の教育や研究に深刻な影響を及ぼすと判断。逆に資金を充実させることで人材育成を強化したい考えだ。

 増額が認められれば04年度の法人化以来初めてになる。増額分は授業料免除枠の拡大や国立大付属病院の支援充実などに充てる方針。

 同交付金は法人化後に年々減額され、これまでに830億円が削られた。民主党は削減方針の見直しを掲げたが、財政難などから10年度予算も前年度比0.9%減となった。

 国立大学協会などは「これ以上交付金が削減されれば知的基盤が破壊される」と批判していた。

 文科省は同様に減額傾向が続いていた私学助成金も10年度に比べて増額を要求する方針だ。


いや、これは、先日お知らせした、「平成23年度各省庁の概算要求バトルロワイヤルが始まる」の記事と並行して読んでみると良くわかるのだけれど、この時の文部科学省作成の表では、「1割減+さらなる削減」を「元気な日本復活特別枠(要望額)」で埋めるとされていた。なんのことはない。この特別枠の政策コンテストに参加するというだけなのだ。
それをこのように、一部の新聞で、「運営費交付金増額要求」という文字だけが一人歩きしてしまうと、各省庁が必死になって1割削減を実行しようとしている中で、国立大学が増額とはけしからんという印象を持たれてしまう危惧もある。
国民のみなさんに誤解されないようわかりやすく言うと、この政策コンテストには、民主党がもともとマニフェストに掲げている政策を実現するために、この増額要求をしているものであり、この要求分は、「授業料免除枠の拡大(マニフェストの実現/国民生活の安定)」「学生の就職支援(人材育成/雇用拡大に資する事業)」に充てようというわけで、ひいては国民の皆さんの為を思っての行動なのである。
よって、我々国立大学の中の人、教職員等に対する人件費の削減や研究費の削減については、このまま1割削減の運営費交付金の中で、うまくやりとりしていく方策を考えなくてはならないのは、今までとなんら変わらないところでもある。

<2010年8月20日追記>
特別枠3千億円超を上積み 概算要求で文科副大臣
2010.8.19 19:24
中川正春文部科学副大臣は19日、平成23年度予算の文科省概算要求について、政府の基準に従い既存の政策経費を10%減らした上で、さらに1千億円以上を削減。代わりに成長戦略やマニフェスト(政権公約)など特別枠向けの予算要望を3千億円超、上積みする方針を示した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100819/plc1008191925012-n1.htm

これで、かなり見えてきた。増額どころか大幅な減額が・・・・。つまりこうだ。

▲5090億円(要望基礎削減額)
▲1000億円(さらなる努力による削減額)

10%を超えて努力した分は以下の枠にその3倍まで申請できるから、
1000億円×3=3000億円

+3000億円(元気な日本復活特別枠)

で、計算すると、

(▲5090億+▲1000億円)+3000億円 = ▲3090億円

あれれ、政策コンテストに満額採用されても、3090億円も削減されるのだ。
政策コンテストに落選したら、なんと6090億円の削減となるのだ。

まあ、この額は国立大・運営費交付金だけの予算ではなく、文科省全体としての予算だが、
だとしても、これで、国立大・運営費交付金だけが増額になって、国庫負担金義務教育費や科学技術振興費始め他の予算がさらに削減になるとも考えづらい。
つまり、「国立大・運営費交付金を増額へ」というニュースは、誤解されやすいタイトルで、国民のウケを狙ったということがおわかりだろう。


関連記事
平成23年度各省庁の概算要求バトルロワイヤルが始まる

ついに概算要求基準 一律1割削減が閣議決定! しかもそこに隠されたありえない実態が・・・

国大協と私大連合が、運営費交付金と私学助成金の削減対象から除外を求める共同声明を発表

恐怖の大学宿直物語

「ねえ、お願い! 宿直代わってぇ~☆」
またかい! 今月は自分の宿直も含めて2週連続宿直だ~。

今から25年ほど前は、大学病院でなくても、係長以下の役職者は、1~2ヶ月に1度の割合で宿直当番が廻ってくる。これが、「いい!」という人と「嫌!」っていう人がいるのが面白い。
なお、私は、別にどっちでも良いのだが、宿直をすると「宿直手当」なるものが支給される。定食2回分くらいの大した金額では無いのだが、まだ大学入職したての私にとっては、ちょっとでも小遣いが増えるのが嬉しくて、積極的に先輩の当番を「代行」してあげた。

とある年の8月の宿直当番の代行を頼まれた時、なんだかわからないが、直感的に「やりたくない」と何故か頭によぎったのだが、先輩がどうしても「この日」は用事があって代わって欲しいのだという。そこまで先輩に頼まれたら嫌とはいえない。他の人に頼めばいいのにと思ったが、やっぱりこれは新人の仕事なのだと割り切ることにした・・・・。

宿直室の部屋は、大学の本館の玄関脇に作られた独立した6畳ほどの部屋だ。布団とちゃぶ台がある他は特別の物が無い。風呂は無い代わりに、シャワー室が設けられている。まあ、ただで泊まれるうえ、宿泊手当が出るのだから文句は言えまい。

宿直の仕事といっても、病院の当直とは違って何か特別なことをやるわけではない。「緊急時」に備えて宿直室の部屋で待機しているだけだ。もちろん、それに備えて、起きていようが、寝ていようが構わない。ただ、TVが無いので、本を読んだりしているうちに、うとうとと寝てしまった・・・・。

「ガラガラガラガラ・・・」
いきなり、窓口のガラスの引き戸が動いた。部屋は鍵がかかるが、そう、宿泊当番だから、窓口の小さな引き戸は開くのだ。
「電報で~す」 電電公社の人だった。いや、もう民営化してNTTの人だったかもしれない。
この当時は、今のような携帯電話など無く固定電話しかない。本人に連絡を取るには、近くに固定電話がなければ取り次いでもらえないが、その電話番号がわからなければ、電報を打つしかない。この当時は緊急時は電報というのが当たり前で、祝電や弔電のためだけに電報があるわけではないのだ。

さて、当然ながら別に私あてに電報が来た訳ではない。気を取り直して、宛名から職員録・学生名簿で探す。ほどなくとある研究室の学生あてだと判明して、早速届けることに。

ふと時計を見ると、夜中の1時。「こんな時間に学生がいるのかよ?」「でもうちの大学ならいるだろうな」と勝手に納得しつつ、学生の所属する研究室のある建物へ。
「いた」
終夜実験をやっているらしく、付き添いの助手と一緒にいるところで、学生を見つけた。
「どうも」
学生はかるくお礼を言うとすぐに電報に目を通す。
あわてて公衆電話に走る。ご家族になにかあったのだろうか・・・。
しかし、私の仕事はここまで。すぐに宿泊室に戻ることにした。

布団に入るが、さっきのことが頭にあるせいかなかなか寝付けない・・・。
小便もしたくなったので、トイレに行くことにした。

カツンカツンカツン・・・。

大学本館の石のようなタイルの廊下は音がよく響く。そして、今は夜中の2時。電気もほとんど点いておらず、薄暗い。

なんとなく気味の悪さを感じながらも、本館のはじっこにあるトイレに到着。

当時のこのトイレの扉は西部劇に出てくるようなびらびらした扉で、かろうじて廊下から見えないようになっている。しかもこの扉はキイキイ音がするが、まあ、開放感があることで怖さはすこし和らぐ。廊下と違って、ほんのりとした明るさがあるのもいいし。

また、当時の大便用のトイレは和式で、使用していない時は、ドアが開いて「開き」を示すタイプ。当然、こんな時間にうんこしている人などおらず、安心して大便器と反対側に設置してある小便器に向かって放出に集中していた、その時!!!!!!

「カラカラカラカラ・・・」いきなりトイレットペーパーを引っ張る音がトイレ内に響いた。

さっき言ったように大便器は小便器の反対側にあり、小便をしている時には、背後の様子は見えない。

「いつの間に誰か入ってきたのか、それにしては、キイキイいう扉の音はしなかったが・・・」

そっと、振り返る、大便器のある扉は全部開いたまま。誰もいない・・・・。



その後の私の記憶が無い。
気が付いた時には、雀がさえずっていて、当直の任務をいつの間にか終えていた。

それから、数年後、トイレは改修工事が入り、元の姿がわからない位に綺麗になってしまった。
当然、照明も明るくなり、当時の面影も無く、いつしか、このことは忘れてしまった。
そう、あの事件が起きるまでは・・・・・。

平成23年度各省庁の概算要求バトルロワイヤルが始まる

8月2日に開催された、国立大学協会臨時学長等懇談会における文部科学省説明の時に、以下のような資料が配付されました。
すでに、7月28日のブログで、各省庁一律1割削減の概算要求(ただし飴付き)ということをお知らせしたばかりですが、これに沿って、文部科学省としての概算要求をどうするか、その組み替え基準を作成することによって、その方向性を示したのが下の図となります。

※下の図表は、JPEGデータです。今回は細かい字が多かったので、大きめの画像データになっています。見づらい場合は、図をクリックして、写真として表示させ、倍率調整により拡大してご覧ください。

文科省概算要求組替え基準の姿


これを見て、一目瞭然、国立大学法人運営費を含む多くの予算が1割削減にとどまらず、さらなる削減を目指していることがわかるでしょう。
これは、何故かというと、(飴付き)ということで、10%を超えるさらなる削減を達成した場合は、超えた分について、3倍の要望が可能となっています。これを「元気な日本復活特別枠」と呼んでいます。
しかし、これも予算枠があるから、一律超えた分の3倍をかなえられる訳ではありません。どうするかというと、外部の意見を取り入れて順位つけを行う「政策コンテスト」を実施するということです。
この政策コンテストに要望できる内容は4点となっており、

1.マニフェストの実現
2.デフレ脱却・経済成長に特に資する事業
3.雇用拡大に特に資する事業
4.人材育成、国民生活の安定・安全に資する事業

となっていてこれ以外の内容では、コンテストに参加できないようです。
恐らく、文部科学省として、チャレンジ出来そうな内容としては、学生の就職難を解消して雇用拡大に資するとか、大学の授業料無償化での人材育成、安定・安全に関する研究の応用などで、コンテストに応募することになるのでしょうか。これは、うまく行けば、予算額が結果的には、前年度より増えるというご褒美がゲット出来るということである。
しかし、ちょっと待って欲しい。これは、飴欲しさにかなり無理な削減を要求してコンテストに落選したら、どうなるのでしょう? そこには、想像するのも恐ろしいほどの状況に陥ることが予想されます。
一体、こんな一種のギャンブル的な概算要求で、等しく国民サービスをうけることができるのでしょうか、
政策コンテストの具体的な内容も見えません。もし、コンテストの審査員が地方自治の大きな勢力を誇る団体などと関連していれば、ある省庁には、有利に働くなどの偏りが出る恐れもあります。
まあ、ここは国民としてもこれからの行く末をしっかりと見守らなくてはいけません。

ところで、対前年度と同等額の要求枠となっている高校の授業料実質無償化はまだいいとして、「日本私立学校振興・共済事業団補助」の自然増って、これこそ削減対象ではないのでしょうか。雨後のタケノコのように増えに増えすぎた私立大学等のあおりをくらって、増える共済事業に対して、国が予算の自然増で対応する必要はないのではないかと、個人的な意見としてはそのように感じてしまいます。(実際の予算の内容は良くは知りませんが)

(関連記事)
ついに概算要求基準 一律1割削減が閣議決定! しかもそこに隠されたありえない実態が・・・(2010年7月28日 8:13)

国大協と私大連合が、運営費交付金と私学助成金の削減対象から除外を求める共同声明を発表(2010年7月15日 20:01)

(参考資料)「平成23年度の概算要求組換え基準について」(平成22年7月27日閣議決定)の概要について
平成23年度概算要求組替え基準の説明
 

ついに概算要求基準 一律1割削減が閣議決定! しかもそこに隠されたありえない実態が・・・

(読売オンライン)

一律1割削減、閣議決定…概算要求基準

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100727-OYT1T00959.htm



(一部引用)

政府は27日の臨時閣議で、2011年度予算の概算要求基準を閣議決定した。

 国債費などを除く一般会計の歳出上限は10年度並みの約71兆円とする。民主党が公約した重要政策や新成長戦略などに予算を重点配分する「元気な日本復活特別枠」を新設し、「1兆円を相当程度に超える」規模とする。予算にメリハリをつけるため、社会保障費などを除いて各省庁の要求額を10年度当初予算の対象経費(約24兆円)より1割削減するよう求めた。各省庁はこの基準に沿って、8月末に財務省に予算を要求する。

このニュースを聞いてびっくり、とうとう一律カット要求基準ということが現実になってしまった。あり得ないとおもった話が現実になった。
各省庁、予算の内訳配分が違うのだから、道義的に削減できない予算もあろうに、全省庁一律とはどういうことか。しかもこの中で信じられない一文がある。そこをデカデカと引用しよう。

目標を上回る予算削減を達成した省庁には、目標を超えた金額の3倍まで特別枠の予算要求を認める。

なんだよこれ? これもあり得ない。
今までの経緯から削減を達成しやすいほどの予算が多かった省庁ほど、無理に概算要求していた無駄な経費が多かったということだろ? 我が国立大学なんて、全く無駄の無いくらいの予算要求ぎりぎりでやっているわけだから、とうてい削減の目標額を上回るとは思えない。
無駄が多かったところが削減額を達成して特別枠をもらえて、ぎりぎりのところが損をするという構図。これは不公平だ。
しかも、超えた金額の3倍も多くもらえるとなれば、これを当て込んで、わざと予算削減をしたふりをして3倍多くもらおうという、省庁が出てきても不思議ではないし、こんな特別枠を設けたら、削減目標どころか、また予算超過してしまうんじゃないのか?
しかもこの枠の予算は1兆円だという。削減額の3倍の予算要求を認めるとなれば、つじつまが合わないことになるのではないか。 
71兆円枠を守ると言いながら、本当に不思議なことが起こる。本当に民主党で大丈夫なのか、この日本?
支持率が下がってきたのもわかるような気がする今日この頃です。

国大協と私大連合が、運営費交付金と私学助成金の削減対象から除外を求める共同声明を発表

「新成長戦略」の原動力は「強い大学」(国大協・私大連合共同アピール)を発表

http://www.janu.jp/whatsnew/entry_212.html (記者会見の模様)

http://www.janu.jp/active/txt5/yosan100714.pdf (声明文)

先日も運営費交付金8%削減の削減なんで、あり得ない、、、という記事を書いたばかりだが、どうやら、このあり得ない状況が現実味を帯びてきているらしい。つまり、それほど、日本国のお財布の事情は切迫しているということだ。
もし、これが仮に実施されたとすれば、運営費交付金が927億円、私学助成金が258億円となり、そして、この927億円の運営費交付金の削減額は、阪大と九大が消える額、中小規模27大学、授業料1人あたり年額23万円の値上げで、やっと埋め合わせできるとてつもない額となる。

このあり得ない事態に、国立大学協会(国大協)と日本私立大学団体連合会(私大連合)が、共同声明を出し、記者会見を行うことになったわけである。

まずは、下の図は国大協が作成した、「中期財政フレーム」をそのまま運営費交付金へ適用したら、どうなるかをわかりやすく示したものである。

中期財政フレーム

これを見て一目瞭然、国立大学にとっても、通学する学生にとっても、その親にとっても、産学連携している企業にとっても、国立大学が存在するだけで、地域の経済活性化につながっているすべてが壊滅的な影響を及ぼすことが明確である。しかも、国立大学はそもそも、法人化後、すでに830億円もの削減を行ってきている実績を全く政府が考慮していないところに問題があるのである。
さらに、恐ろしいシミュレーションがある。この8%削減が平成23年度限りとは限らないかもしれないこと。一度削減が始まれば、なかなか止めるとは言わないし、削減額を縮小しますとも言わないだろう。
血の滲むよな努力でなんとかぎりぎりやり遂げれば、「やればできるじゃん」ということで、年々継続されるかもしれないからだ。それが、下の国大協作成の平成23年度から平成25年度の3年間、8%削減が続いた時の影響について示した図表がこれだ。

中期財政フレームH23~H25

いや~、これは恐ろしい。上位5大学の九州大学までが消えゆくか、または中堅の秋田大学以下50大学が消えゆくかしないと採算が合わない計算となるようだ。
本当に、政府は真面目に考えているのだろうか。机上の計算だけで、単純に8%削減したら、資源の乏しい我が国において、唯一アピールできる科学技術分野もいよいよ怪しくなってきた。

となれば、後は、もう1つの日本が誇る、国際競争力がアニメ分野しか無いではないか。アニメの殿堂をいよいよ本格的に議論しないと、取り返しのつかないことにもなりかねないと、個人的には思っている。

関連記事
運営費交付金8%削減って、あり得ない、、、でも・・・ ~目指せ国立大学事務職員シリーズ40~ (2010年7月8日 22:40)


※上の図表は、JPEGデータです。今回は細かい字が多かったので、大きめの画像データになっています。見づらい場合は、図をクリックして、写真として表示させ、倍率調整により拡大してご覧ください。

平成22年度 国立大学法人等採用合同説明会等一覧 ~目指せ国立大学事務職員シリーズ39~

平成22年度 国立大学法人等採用合同説明会/個別職場訪問/機関別業務説明会

北海道地区
7月6日(火)9:30~17:20
北海道大学学術交流会館
http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/soumubu/jinjika/saiyo/01_info/pdf/22godo.pdf
国立大学等では、夏季の期間、軽装(ノーネクタイ、ノー上着)で執務を行うことを奨励しており、合同説明会においても、夏季軽装で対応させていただきます。
参加される皆様も、当日は軽装での参加をお勧めします。


東北地区
(岩手会場)
7月2日(金)10:00~15:00
いわて県民情報交流センター(アイーナ)8階
(仙台会場)
7月3日(土)10:00~16:00
東北大学川内北キャンパス 講義棟A棟
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/shiken/download/data/gousetu2010.pdf
国立大学等では、原則として夏季の期間、軽装(ノーネクタイ・ノー上着)で執務を行うことを励行しており、合同説明会においては、夏季軽装で対応させていただきます。
第1次試験合格者のみなさんも、合同説明会にいらっしゃる場合には、軽装をお勧めします。


関東甲信越地区
7月4日(日)13:00~16:05
東京大学本郷キャンパス 法文1号館・2号館、図書館
http://www.adm.u-tokyo.ac.jp/ssj/14.setsumeikai/h21pos/setumeikai.pdf
事前登録は不要です。当日直接会場までお越しください。


東海・北陸地区
合同説明会は実施せず。
http://www.sssj.jimu.nagoya-u.ac.jp/s_jouhou/index.html


近畿地区
合同説明会は実施せず。
http://www.kyoto-u.ac.jp/siken/


中国・四国地区
合同説明会は実施せず。個別に職場訪問を実施。(6月30日~7月3日(機関により異なる))
http://home.hiroshima-u.ac.jp/jinji/shiken/process_shokuba.html


九州地区
合同説明会は実施せず。各機関別に業務説明会を実施。(6月30日~7月9日(機関により異なる。有明、佐世保高専は随時))
http://www-shiken.jimu.kyushu-u.ac.jp/gyoumusetumeikai22.html

平成22年度国立大学法人等職員採用試験 地区別合格者数データ ~目指せ国立大学事務職員シリーズ38~

受験・合格者数[1]

公表された第1次試験の合格者数をもとに、各地区別の倍率・女性占有率などを出してみました。地区によっては、女性の数を公表していないところもあり、そこは「-」で表示しています。
なお、このブログは「事務職員」に特化しているため、事務職の人数だけでまとめてみました。
これを見てすぐわかるのは、かなり狭き門なのだなあ、ということ。特に関東甲信越地区の倍率の高さはただ者ではない。
2次試験を経て、最終的に採用される人数を考えれば、関東甲信越地区は100倍くらいになるだろう。
もはや国立大学事務職員は限られた人のためのエグゼクティブな職業なのだ。2次試験の健闘を祈る。

(お使いのPC画面の環境により、表が途中までしか表示されていない場合は、表をクリックして全画面表示させてください。表はJPEGデータになっています)

いよいよ、本日、国立大学法人等職員採用試験の第1次試験の合格発表だ。~目指せ国立大学事務職員シリーズ37~

ついに、この日がやってきた。そう、先日5月16日に行われた第1次試験の合格発表が、6月29日(火)に行われるのだ。今回は、国家公務員の採用減が響くと見られ、辞退者が少なくなると見込まれれば、この試験の合格者も少なくなるかもしれない。そうならば、ただでさえ、志願者が多くて高い競争率がさらに高くなることになる。
つまり、この試験に合格したのなら、貴重な2次試験へのプレミアム切符を手にしたことになるのだ。合格された方は、身を引き締めて、2次試験に臨んでもらいたい。

なお、関東甲信越地区を例にとると、7月4日(日)に各大学の人事担当者などが一同に介して合同説明会が開催されるが、できれば、これには参加した方が良いに越したことはない。
また、この日を待たずに、すぐに独自の説明会を開催するところもある。第1志望の大学が独自の説明会を開催するのであれば、こちらに参加していち早く情報を手に入れるという手もある。ただし、平日開催になるので、既卒で有職者などは、なかなか参加は難しいだろうが、そういう事情がある場合は、合同説明会の方に参加しよう。(大学によっては、合同説明会に参加しないところもあるが)
http://www.adm.u-tokyo.ac.jp/ssj/15.osirase/dokuji.pdf

なお、このURLのあるPDFの表は、実施委員会に届けたところだけなので、これからは志願する大学のホームページを毎日チェックすることは欠かせない。ここに載っていなくとも独自の説明会を開催する大学は決して少なくないのだ。

それでは、2次試験へむけての大学説明会は頑張って参加しましょう。

なお、不幸にも、第1次試験の不合格者のみなさん、今年は、国立大学採用試験は史上まれにみる激戦です。もしかしたら、併願した人は、公務員試験の方が合格する確率が高いかもしれません。
国立大学職員専願の人は、来年も受けられる資格があれば、また来年に向けて頑張りましょう。では!

秋葉原駅の構内で開催された、首都圏初のエキナカ大学進学相談会レポート

IMG_0694
JRの秋葉原駅構内で、6月6日に開催された前代未聞の大学進学相談会ですが、場所柄、昇降客は相当な数が来ていたし、昔は少なかった女性のお客さんも多く見られるなど、秋葉原も変わったものだな~と多う今日この頃。
この正面受付では、構内2F特設会場の地図や参加32大学の一覧、そして相談会用の複写のエントリー用紙が配布された。このエントリー用紙は、5枚物になっていて、一番上が「登録用紙(受付提出用)」で下4枚が「訪問シート(学校ブース提出用)」で、それぞれ4大学を訪問できるようになっている。もちろん、提出は任意なので、提出したく無い人は出さなくてもいいが、やっぱりこのアピールの場には、提出する人が多かったようだ。
IMG_0695会場には、大きなモニターとタッチスクリーンが設置してあり、各大学の詳しい情報が見られたり、ブースの位置がすぐわかったりと、さすがITの街秋葉原にふさわしい内容となっていた。






IMG_0700各大学が気合いを入れて作った大学要覧(パンフレット)の配布場所がここ。
国立大学も法人化されてからは、ページレイアウトなどを外部委託するなどして、読者に見やすく、惹きつけられやすいよう工夫された要覧を作るところもちらほら出てきたが、私立大学は、やはり、力の入れように違いをまざまざと見せつけられた。表紙からして、美人の学生モデルを採用し、それを眺めているだけで入学したくなってくるから不思議だ。中身もオールカラーで、イラストや写真、図、マンガなどと多用して実に見やすく、惹きつけられやすい。国立大学も今後は大学要覧の作り方を考え直さなければならないと思う。もう、大学名だけで、学生を惹きつける時代では無いのだ。


IMG_0704
1階の構内では、各大学の幟をたて、担当のお姉さんが一生懸命呼び込みをはかっていた。
しかし、通行する人たちの反応はいまいち。
せめて、ここはメイドさんを投入すれば、もっと賑わったのではないかと思うと残念である。次回への課題といたしましょう。

惑星探査の「はやぶさ」ご苦労さま

思った以上に、国民に皆さんに、勇気と希望と感動を与えてくれた、惑星「イトカワ」の探査機「はやぶさ」が7年にわたる60億万キロの任務を終えて地球に帰還して燃え尽きた。
しかも任務中は、行方不明になったり、機器が故障したり、制御に苦労したりと、地球帰還は、本当に奇跡のような技がなしえたドラマのようなものなのだ。
実際、JAXAが制作した「はやぶさ」物語は、実話なので、小学生などの子供の間でも大変な人気だという。
しかしながら、「はやぶさ2号」は事業仕分けの影響で、もう作ることが出来ないらしい。
そ、そんな、子供政策の民主党がまたもや子供の夢を奪おうとしている。
いや、あれは、鳩山政権の事業仕分けの話だ。
東工大出身の菅総理なら、科学技術予算を復活してくれるに違いないと信じている。
そして、この月以外の惑星往復という世界初の快挙を日本が成しとげたという日本人らしさの技術力が、国際的に評価されるはずなので、もっともっと予算を付けてもらいたいものだ。

菅直人内閣がいよいよ発足 ~目指せ国立大学事務職員シリーズ36~

さて、いよいよ正式に今夜、菅直人首相を総理大臣とする内閣が発足した。前鳩山首相は東大工学部出身の理系首相だったが、引き続き菅首相も東京工業大学理学部出身の理系首相となっている。
菅首相は、経済のてこ入れで景気対策にも重点を置きたい考えをもっているので、前鳩山内閣で消え去った「アニメの殿堂」の復活を是非ともお願いしたいと思う。とにかく、日本が誇る国際的に競争力のあるコンテンツ産業といったら、やはり「アニメの殿堂」でしょう。まあ、正確には、「国際メディア芸術総合センター」という本来は格式高いもので、日本の将来の発展に寄与するものであったはずなのだが、鳩山が「国営マンガ喫茶」などと揶揄するものだから、すっかり国民がそういうものと誤解して、立ち消えになってしまったという実は悲しい状態になってしまっているのである。
それと、菅首相は、世襲政治家で無いところも魅力だ。学生時代から、いあゆる市民活動家として、学生運動を参加してきており、当時から、大学を改革しようという意気込みが強かったはずだ。
ということは、国立大学職員としてもうかうかしてはいられない。ただ、今の大学の現状を知ってもらえれば、これからの日本の科学技術立国を目指す上で、機械的な定数減額により、本来必要な研究費が相当削られてしまった現状をわかってくれるはず。国立大学をもっと良くすることをお考えなら、これからの厚い支援に期待したい。
また、報道でもしばしば触れられる、麻雀の点数自動計算機の特許は、電卓などの概念も無い時代の発明であるから、すばらしいものである。
この特許で任天堂に製品化を持ちかけたところ、サイズが大きすぎるなどの理由で、お蔵入りになったそうだ。
今現在の任天堂の社長が何の因果か、同じく東京工業大学工学部出身の岩田聡氏というのが面白い。もし、当時任天堂の社長が岩田社長だったら、この計算機が製品化されていたのかもしれない。
なお、再任となった川端文部科学大臣も京都大学工学部出身の理系の大臣なので、これも安心材料の1つだ。

受験前日のよくある質問・注意 ~目指せ国立大学事務職員シリーズ35~

今日は5月15日(土)。
いよいよ明日、全国一斉7ブロックで、国立大学法人職員採用試験が行われる。気になる事項だけ、ピックアップして見ましょう。

● 受験の服装は、やっぱりスーツがいいの?
  →誰が(どの受験番号の受験生が)どの服装だったかなんて、いちいちチェックなどしません。自分の一番集中力を発揮できる服装でOKです。とはいえ、水着や羽織袴、ウエットスーツ、動物の着ぐるみや下駄履きでもいいかと言われれば、それはさすがにTPOの世界でしょう。常識内の服装にしましょう。他の受験生に影響を与えると考えられる服装に該当すれば、受験を止められてしまいます。

● 下見はした方がいいの?
  →同じ大学名でも複数のキャンパスを抱えていることが多く、試験会場が離れた違うキャンパスだったということは良くあります。それから、大学の敷地は広いので、門をくぐってから、実際の試験室まで10分以上もかかるということもあります。電車の乗り継ぎなども考えて、下見は出来るだけ行きましょう。なお、警備の関係で、建物内には入れないかもしれません。

● 受験票は忘れずに・・・
  →受験票・写真票には、署名欄がありますので、お忘れなく。また、3ヶ月以内に撮影した4㌢×3㌢の上半身脱帽正面向きの写真を貼っておくことも忘れずに。

● 大学の正門付近にたむろする業者の正体は?
 →そのほとんどが、あなたが、受験に失敗することを願っている公務員系採用試験の受験予備校の関係者です。「試験頑張ってください」という言葉は裏腹の心なのだと考え、逆に闘志を燃やしましょう。


では、みなさん。このブログに来てくれたみなさん、今年は激戦ですが、頑張ってください!
私は、試験監督を希望したのに、今年は選抜されませんでした。みなさんにお会い出来ないのは残念ですが、ギャルゲーなどやりながら過ごします。それでは

平成22年度国立大学法人等職員採用試験に応募した皆さん、受験票は届きましたか?~目指せ国立大学事務職員シリーズ34~

関東甲信越地区の場合、5月6日頃に発送なので、基本的に、5月10日には、皆さんのところへ届いているはずです。
案内にもあるとおり、今日5月10日までに届いていない方は、明日5月11日に必ず照会しましょう。まあ、他の地区でもほぼ一緒のスケジュールだと思います。
なお、試験地が最寄りの大学で無い方も多いと思いますが、そういうシステムになっていないので、その点についてはあきらめましょう。
受験票の内容に不備がないかも眺めておきましょう・・・。

身上調書の記入のツボ ~目指せ国立大学事務職員シリーズ33~

なんか、予告だけしておいて、ちっとも記事にしていなかったので、とりあえず気づいたところだけ列記しておきます。
基本的に、大学ごとに書式は違うはずなんだけど、国家公務員の時代からそんなに内容は変わっていないとおもいますので、参考にしてください。

資格等 英語などの語学のスキルを、5段階などの自己評価で記入する欄がある。ここで、高評価をすれば、基本的に国際関係や留学生関係の仕事をゲットできる確率が高まる。

健康状態 「普通」という項目はウチの大学にはない。基本的に「健康」にチェックをいれるのだが、「やや不健康」や「不健康」を選ぶと、必ずといって良いほど呼び出しがかかります。

希望分野 従事を希望する職種・分野を正直に記載するほうが良い。昔は、仕事を覚えさせるため、希望しない分野に積極的に異動させる嫌らしい人事が続いたが、法人化後は、適材適所の考えから、ほぼ希望どおりの人事をおこなう大学が多い。ただし、定員や希望者数の関係で、必ずしも希望どおりになるとは限りません。

研修歴  結構重要視される欄です。ここに記載する研修は基本的に学外主催のものなので、今後もちゃんと記載出来るようこういう研修には積極的に参加しましょう。

家庭の状況 家庭に病気の家族を抱えている場合など、年休をしばしばとるような懸念のある人は正直に記載しておきましょう。年休を取るのに理由は必要ありませんが、しばしば取るには、特殊事情があることをあらかじめ知らせておく方が無難です。

自由記載欄 名前のとおり、何を書いても良いのですが、やはり喜ばれるのは、上司の琴線にふれるような、熱いハートフルなやる気メッセージでしょう。ただし、上司にもいろいろタイプがあるので、ここはそれに合わせてアレンジが必要です。

基本的に身上調書はマル秘文書で、直属の課長あてに直接提出することが多いと思います。すなわち課長以上の職にある人と人事担当者には、内容が知られるということを念頭に入れて書きましょう。主任や係長クラスの人間には内容が知られることは原則ありません。(課長補佐クラスは微妙ですが、補佐クラスには知られると思った方が良いでしょう)

平成23年度の国家公務員の新規採用4500人抑制で、5割減! ~目指せ国立大学事務職員シリーズ32~

国家公務員の採用半減、首相が指示 閣僚懇(アサヒコム)より引用
http://www.asahi.com/politics/update/0427/TKY201004270131.html

鳩山由紀夫首相は27日午前の閣僚懇談会で、来年度の一般国家公務員の新規採用数を2009年度比で5割減とする方向で調整するよう、全閣僚に指示した。

このニュースにドキッっとした人は多いのではないでしょうか?
そもそも、国立大学法人職員の採用試験は、公務員系の試験の中でも、一番早い時期に行われる組なので、国家公務員試験の腕ならしや、滑り止めの保険として、第一志望ではないが、もしものために受験する人も多いはずだ。
今年度の国立大学法人職員の採用試験の応募者が昨年度の2割増しということを、先日お伝えしたばかりだが、それは、まだ国家公務員の来年度の採用が半減になるというニュースが流れる前に締め切られたもの。まさか、国家公務員の採用がこんなに厳しくなるなんて、誰もが思っていなかったに違いない。
そんな中、国立大学法人職員の採用試験に応募した人はラッキーだ。おそらく、このニュースが締め切り前に流れたら、もっと応募者が増えていたことだろう。
既卒組で、「すぐにでも働ける」にチェックした人は、その後の公務員の合否の様子見の人も多いかと思いますが、国家公務員がこんな状況では、うかうかとしてられない状況かと思います。しかも、Ⅰ種と呼ばれるいわゆる「キャリア組」の国家公務員の採用は減らさないという。つまり、国立大学法人職員とかぶると思われる、国家公務員Ⅱ種の採用はそれ以上に減らされることを意味する。これから、国立大学法人職員の採用試験を受ける方は、この辺もよぉ~く考えて、目指しましょうね。

それにしても、給与の高い「キャリア組」の採用は維持するなんて、民主党が、「いつも国民のみなさんのことを考えて無駄な経費は削減・・・・・独法の天下りの高い退職金はいらない・・・・」と言っている言葉がなんか、
むなしく聞こえてくるのは気のせいでしょうか?

国立大学法人職員採用試験応募者が急増! ~目指せ国立大学事務職員シリーズ31~

平成22年度の採用試験の応募は先日4月9日に締め切られたが、10日経った4月19日現在、応募状況がわかってきたので、現在平成22年度の応募数を発表している、東北、関東甲信越、中国・四国地区の3地区の過去7年間の状況とともにお知らせします。なお、近畿地区は、今年の応募数はわかりますが、過去の応募状況がわからなかったので今回は除外しました。また、応募数は、事務職だけでなく、技術系も職員もすべて含んだ応募総数になっています。

(応募年度)   (東北地区)    (関東甲信越地区)   (中国・四国地区)  単位:人
平成16年度    3,457        10,700        4,531
平成17年度    3,465        11,668        4,393
平成18年度    3,302        10,428        4,043
平成19年度    3,035         9,275        3,530
平成20年度    3,243        10,525        3,530
平成21年度    3,478        12,076        4,165
平成22年度    3,914        14,454        4,993

これを見て一目瞭然、3地区とも平成22年度の応募者が急増しているのが、わかると思います。まだ数字が判明しない残る3地区も同じ傾向だと思われます。このブログで、国立大学事務職員が今までとは違う体制になったということと、頑張ればいままでの出世パターンと変わってきたという力説をご理解いただけた賜と思っています。これだけ人気職種となった国立大学事務職員ですから、是非とも突破して、これからの国立大学を引っ張っていってください。

ちなみに、前年度比増加率は、東北地区12.5%増、関東甲信越地区19.7%増、中国・四国地区19.9%増 
というわけで、いずれも過去最高数の応募者となっています。

内閣府作成 国立大学経営改善度ランキング

先日、文部科学省から発表された総合評価ウエイトランキングをお知らせしたばかりだというのに、今度は内閣府から国立大学のランキングが公表されたとのことだ。
今度は何のランキングかと思ったら、経営改善度に基づくランキングだという。しかし、前回のランキングでは、それぞれの大学が抱えた中期目標をどれだけ達成できたかに焦点が注がれていたが、大学別の実現難易度などは考慮されていない。つまり、極論すれば、達成しやすい計画・目標を掲げて、それを忠実に実行した大学ほど評価が高くなる仕組みであった。

さて、今回はどうだろう。今回の経営改善度の指標は以下の3つだけ。たったこれだけで、86もの国立大学がまたもやランキングされ、ワーストにランキングされた大学は、風評被害にさらされる危険性をもっている。いい加減、大学の組織や形態によって、契約する方法や中身が違ってくるものだから、数値だけでそう簡単に一律に番付けできるものではないと思うのだが。また、学部の組織を持たない大学院大学がまたもや1位を取っているが、その点が有利に働いているということはないだろうか。

なお、86大学の全大学のランキングは「官民入札等管理委員会」の会議の資料となった模様で、まだ入手できていない。
とりあえず、報道されている上位10大学~下位10大学を記しておく。

【経営改善度を示す指標】
1.一般競争入札の導入率
2.複数年度契約の導入率
3.少額随意契約の上限額の設定

配点など不明。200点満点

 1位 181.4 奈良先端大学院大学
 2位 178.3 政策研究大学院大学
 3位 169.6 千葉大学
 4位 168.9 茨城大学
 5位 167.5 奈良女子大学
 6位 165.8 宮城教育大学
 7位 163.2 東京海洋大学
 8位 158.9 滋賀医科大学
 9位 155.5 高知大学
10位 154.7 静岡大学
   ・
   ・
   ・
77位  70.5 長岡技術科学大学
78位  70.4 京都大学
79位  70.1 宮崎大学
80位  69.6 東京農工大学
81位  65.1 東京医科歯科大学
82位  65.0 富山大学
83位  64.6 弘前大学
84位  60.3 帯広畜産大学
85位  55.1 大阪大学
86位  50.0 和歌山大学

弘前大学さん、当ブログは応援していますので、頑張って漫画雑誌などでの目立った広報、引き続きよろしくお願いします。

受験申込書の記入方法 ~目指せ国立大学事務職員シリーズ30~

さて、いよいよ国立大学事務職員を目指すための第1歩、受験申込書の申し込みの時期が迫ってきた。もう、申込書の冊子は手に入れていると思うので、ここでは、その記入方法について説明しましょう。って、冊子に記入例の書いてあるから、別に私からあえて言うことはないんだけど、まあ、儀式だと思って、軽く流してちょうだい。
ここでは、一番受験者の多い、関東甲信越地区の試験案内の申込書を例に説明しますが、基本的に記入項目は全国一緒だと思います。

1.記入年月日 普通は受付期間内の日付を書くところだが、3月中に書いてしまった人はその日付でもOK

2.試験区分 文字とコードを合わせること。

3.試験地 希望する試験地を必ず第2志望まで。現住所との関連は考慮しないので、一番近い試験場で受験するとは限らないので注意。

4.氏名 まだ国の時代の名残りが残っているので、ちゃんと戸籍上の氏名で書いた方が無難。

5.性別 性転換している人は注意。これも戸籍上の性別で記入。

6.生年月日 西暦なので、注意。また、年齢は2010年4月1日現在なので、4月2日~9日生まれの人は-1歳すること。年齢詐称に注意。

7.現住所 住民票上の現住所とは限らない。ちゃんと受験票が受け取れる住所を書くこと。

8.主な連絡先 これ最重要。携帯の電話番号はほぼ必須といってよい。まだ持ってない人は是非契約すべし。もし1次試験が受かって2次試験に進んでも、面接試験等の連絡が取れなかったらその時点でアウトになる確率が高い。職員になればわかるが、緊急連絡網というのがあって、個人の携帯の番号を登録され、24時間、緊急事態が起これば、連絡が入ることになる。そういう意味で、連絡がつかない受験生というのは、その時点で職員の適性不足と判定される恐れもある。

9.学歴 学歴詐称は絶対にしないように。

10.希望勤務地 まあ、これは個々の事情に合わせてお好みで。もちろん「どこでもよい」の場合の方が引き合いが多いが、はなから通えないところから来た場合、断り続けるのは印象悪い。

11.資格 これは、以前ここのブログ記事で取得した方が良い資格を紹介したので、もしその後取れたのなら記入した方が良い。記入例にあるとおり、簿記関係や英語関係の資格は級や高得点なら是非記入すべき。

12.勤務可能日 新卒は②になるだろうが、既卒で②の場合は、面接試験で理由を聞かれる可能性が高い。既卒で①は、大学によっては、大学が希望する職種の職歴があればかなり歓迎される。

13.一時試験特別措置 該当者のみ記入

14.在留資格の確認 該当者のみ記入

15.切手貼付欄 この切手をそのまま使う訳ではないので、べったり貼っても大丈夫。

アンケート欄
統計をとる上で非常に重要なので、正直に記入をお願いします

その他注意
・申し込み書は大きいので、定型の封筒の場合は折って入れてください。
・折るのが嫌な人は、大きな封筒で送ってください。その場合宛名に注意。
・採用試験事務室ではなく、日本郵便本郷支店留の関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会宛だ。
・封筒の無い人は添付の封筒を切り取って送ってください。これで送ってもらう方が、ぱっと見すぐ受験の申し込みとわかります。

いずれの場合も「特定記録」郵便にすることをお忘れなく。普通郵便で申し込んで「受験票」が送られてこない場合、ほぼ絶望的です。

それでは、皆さん、頑張ってください!
申込書受付期間(郵送のみ)
平成22年4月1日(木)~4月9日(金) 当日消印まで有効

私立の金沢工業大学が国立大学との授業料の差額を支給だって ~目指せ国立大学事務職員シリーズ29~


当ブログは、無料タイプのコースのため、ブログ記事のキーワードに関連した広告が自動的に表示されるんだけど、その中でも、この広告は国立大学職員にとって、非常に気になる広告であることは間違いない。
それは、受験生にとっては、私立大学と国立大学の授業料の差というのはかなり大きいし、昨今の不景気の長期化によって、私立大学の授業料の高さに、国立大学志向というのがますます高まってきているというのは、先日の記事でもお伝えしたところだ。
関連記事大学関係の業界も不況と無縁ではない ~目指せ国立大学事務職員シリーズ22~ (18:59

ところが、私立大学だというのに、国立大学との差額を給付型奨学金として支給し、実質授業料を国立大学と同じにしてしまうという大学が現れた。それが金沢工業大学である。
大学名を見てわかるとおり、理工系の私立大学は、文系の私立大学に比べてさらに授業料が高い。
金沢工業大学のホームページによると、
http://www.kitnet.jp/nyusi/honor01.shtml
全員が給付されるわけでなく、「特別奨学生制度」として、対象の試験の合格者のうち、入学後にまず「スカラシップメンバー」に選ばれた100名に、入学金250,000円と同じ額が支払われ、さらにその中から面談によって「スカラシップフェロー」という50人に選ばれると、国立大学の授業料標準額との差額が支払われる仕組み。原則2年は継続されるが、3年目の段階で成績優秀であれば、最長4年まるまるこのメリットを受けられる。つまり、国立大学へ行くより、入学金分さらにお得ということ。

ただし、一般学生の授業料の額が凄い。1年生の授業料1,293,000円(国立大学標準535,800円)、
2年次以降の年額授業料1,515,000円(国立大学標準535,800円)と考えれば、4年間で支給される1人あたり3,662,800円を一般学生がシェアして負担していることになる。
それでも、就職率の高さなどで高い評価を受けている金沢工業大学には、国立大学事務職員としてはうかうかしていられない。
これから国立大学事務職員を目指す皆さんも、良いアイデアがあれば、一緒に考えてみよう。

国立大学運営費交付金の評価反映分 総合評価ウエイトランキング ~目指せ国立大学事務職員シリーズ28~

先日のブログでも、お知らせしたが、評価反映分これっぽっち?って言う印象の、第1期中期計画・中期目標の成果が問われる6年間の努力の結晶なのだが、現場の声は冷ややか。あれだけ、学内で議論して、時間も人手もかけた割には、全運営費交付金のわずか0.07%にしかならない「ご褒美」なのだから。
とはいえ、わずかながらでも減らされた大学もあるわけだから、定員の人件費の1~2人となる額だし、それなりに影響はある。
しかし、このランク付けの元になっている1.教育水準 2.研究水準 3.教育研究達成度 4.業務運営達成度の観点からポイント化したとのことだが、大学によっても、教員養成が中心、医学が中心、理工系が中心、文系が中心、総合大学、単科大学、旧帝国大学、地方大学といろいろな特色のある大学を、同じ基準で評価できるのかという疑問が残る。ともあれ、全大学のランキングをここに掲載する。

 1位 70.00 奈良先端科学技術大学院大学
 2位 63.75 滋賀医科大学
 3位 60.64 浜松医科大学
 4位 60.18 東京工業大学
 5位 59.93 お茶の水女子大学
 6位 56.87 東京大学
 7位 54.50 福井大学
 8位 53.26 東京医科歯科大学
 9位 52.89 東京外国語大学
10位 51.30 京都大学
11位 50.75 帯広畜産大学
12位 49.40 大阪大学
13位 49.30 東北大学
14位 48.66 神戸大学
15位 48.30 一橋大学
16位 48.26 九州工業大学
17位 48.24 北陸先端科学技術大学院大学
18位 48.09 九州大学
19位 48.06 北海道大学
20位 47.75 豊橋技術科学大学
21位 47.44 筑波大学
22位 47.35 熊本大学
23位 46.98 東京海洋大学
24位 46.69 名古屋大学
25位 46.50 大阪教育大学
25位 46.50 福岡教育大学
27位 46.49 小樽商科大学
28位 46.41 横浜国立大学
29位 45.86 千葉大学
30位 45.34 徳島大学
31位 45.25 岡山大学
32位 45.10 東京芸術大学
33位 45.09 三重大学
34位 45.08 東京農工大学
35位 44.89 滋賀大学
36位 44.61 総合研究大学院大学
37位 44.42 岐阜大学
38位 44.37 宮崎大学
39位 44.25 広島大学
40位 44.05 鹿児島大学
41位 43.91 長崎大学
42位 43.89 奈良女子大学
43位 43.80 愛媛大学
44位 43,71 山形大学
45位 43.39 筑波技術大学
46位 43.25 名古屋工業大学
46位 43.25 京都工芸繊維大学
48位 42.95 富山大学
49位 42.79 群馬大学
50位 42.75 長岡技術科学大学
51位 42.51 兵庫教育大学
52位 42.26 岩手大学
53位 42.25 室蘭工業大学
54位 42.07 埼玉大学
55位 42.02 秋田大学
56位 41.75 北見工業大学
56位 41.75 上越教育大学
58位 41.65 福島大学
59位 41.36 新潟大学
60位 41.01 東京学芸大学
61位 41.00 政策研究大学院大学
62位 40.86 高知大学
63位 40.81 金沢大学
64位 40.77 山口大学
65位 40.63 佐賀大学
66位 40.49 電気通信大学
67位 40.47 島根大学
68位 39.75 京都教育大学
68位 39.75 奈良教育大学
70位 39.51 茨城大学
71位 39.50 宮城教育大学
72位 39.42 鳥取大学
73位 39.18 大分大学
74位 39.01 静岡大学
75位 38.75 愛知教育大学
76位 38.23 信州大学
77位 38.18 山梨大学
78位 38.00 鳴門教育大学
79位 37.75 旭川医科大学
80位 37.57 宇都宮大学
81位 37.20 香川大学
82位 37.00 北海道教育大学
82位 37.00 鹿屋体育大学
84位 36.40 琉球大学
85位 35.50 和歌山大学
86位 35.39 弘前大学

いや、しかし、最下位が弘前大学なんて、納得いかない。つい2日前にこのブログで絶賛したところなのに。順位がどうであろうと、少年ジャンプなどに広告掲載を英断した弘前大学の柔軟な発想は、とても評価されてもいいんだけど、今回の評価分には間に合わなかったからねぇ~。当ブログは弘前大学を応援しますよ~。

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国立大学の職員ってもともとは、国家公務員だから、国の縦割り行政の弊害がまだ色濃く残っているような気がするとお思いでしょうが、さて、実際の現場の感じはどうなのでしょうか。
国立大学は、法人化によって、まず大きく変わったのが、会計制度。財務諸表を扱う企業会計制度が導入され、収益という概念が出ていたから、さぞかし空気が変わったとおもえば、そうでもない。
財務諸表といっても、国立大学法人特有のものだし、企業会計にもない、国としてのコストの書類まで作成させられる。いわゆる余計な仕事だ。
しかも、収益という概念が生まれても、いわゆる節約による余剰金という扱いで、しかもこれを内部留保として、翌年度に有効に使おうとすると、これを「埋蔵金」呼ばわりされてしまうからやっかいだ。
そして、さらに頭を悩ますのが、第1期中期計画・中期目標の最終年度は、基本的には使い切ることになる。ここで、万一、余剰金が発生した場合は、計画・目標がなっとらんということなのだ。

というわけで、話は脱線したが、結局、国立大学の仕事はまだまだ国の時代のしがらみを引き継いでおり、結局、担当者以外の人間がやっている仕事はよくわからん、という実態はあまり変わっていない。
これは、毎年1%の運営費交付金の効率化計数による削減分がそのまま職員の削減とそれを埋める非常勤職員の増加につながっており、結局1人にかかる仕事の分野の増加と、なかなか横割りに出来ない業務の範囲の広範化にもつながっている。
特に、法人化によって新たに生じた仕事もあり、それに定員を裂くと、さらに既存の仕事を少人数でこなすことになるから、ますます縦割りが深くなってしまうのだ。

ところで、では、私立大学は何故あんなに少人数の職員でやっていけているのか?
それは、業務の思い切った外部委託と余計な仕事を無くすこと、そして教員にもかなりの分業を強いていること、あとは、幅広い分野で収益事業が認められていることだ。
それに比べ、国立大学は、承継職員の生首は切れない、税金を使って業務を行っているのだから、それを適正におこなっているという山のような証拠書類の作成のためにかなりの人力をかけていること、そして、中期計画・中期目標など評価のための業務が思いのほか多くて、そのために貴重な時間がとられている気がする。

これから、国立大学を目指す諸君は、このような実態の国立大学を改善すべくもっと効率的な大学運営とは何か? をテーマに志してくれるとうれしい。

タイトルからかなり脱線してしまったが、窓口に来た人が、どの職員に聞いても答えられるような横割りの体制がいいのは言うまでもない。
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