な、なんと、皿が全部すっぽりとプラスチックのドームにくるまれていて、一見、どうやって食べるのさ、と思うような光景。
ちなみに、隣のオバサンは、まるごと取ってテーブルの上に並べていたら、店員さんが飛んできて、「皿だけとって、容器はそのままにしてください」とのこと。
これに呼応して、オバサンがブチギレ!
「こんなの、どうやってとればいいのかわからないでしょ!、アタシの孫も取れないわよ。どうしてくれんの!」
うーん、うるさいオバサンとおもいつつも、私も取り方がわからない。
これ、オバサン、あなたは正しいよ。容器ごと取れば間違いないけど、このブラスチックドームで覆われた寿司の皿を取り出すのは、ミスターマリックでなければ不可能かもしれない。
なんて、悩んでいたら、店員さんが、「ここの取り方が書いてあるだろう」って感じで指さしてくれた。
たしかに、上の方の気づかないところに書いてあった。
なんと皿の端を持ってちょっと上に上げると、自然にパカッてフタが上がるのだ。
なるほど、これを考えた人は、回転するうちに寿司ネタが乾くのをなんとか阻止しようと必死だったと思うんだけど、今までのように、皿を取るとレーンが開く、そこへ新しい皿を追加するって方式ではなく、この空容器には、何が収まるかあらかじめ決まっているので、 ネタが収まるまでは、この開いた状態でいつまでも周り続けるのだ。
つまり、注文しないと、ほとんどネタが廻ってこない。
だったら、こんな乾燥予防なんか考えなくても、注文中心にすればいいんじゃないの? って思う。
おそらく不評ですぐに無くなると思うが、この容器、以外とお金がかかっていそうなので、しばらくはこの間抜けな光景が見られることでしょう・・・(笑