当ブログは、無料タイプのコースのため、ブログ記事のキーワードに関連した広告が自動的に表示されるんだけど、その中でも、この広告は国立大学職員にとって、非常に気になる広告であることは間違いない。
それは、受験生にとっては、私立大学と国立大学の授業料の差というのはかなり大きいし、昨今の不景気の長期化によって、私立大学の授業料の高さに、国立大学志向というのがますます高まってきているというのは、先日の記事でもお伝えしたところだ。
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ところが、私立大学だというのに、国立大学との差額を給付型奨学金として支給し、実質授業料を国立大学と同じにしてしまうという大学が現れた。それが金沢工業大学である。
大学名を見てわかるとおり、理工系の私立大学は、文系の私立大学に比べてさらに授業料が高い。
金沢工業大学のホームページによると、
http://www.kitnet.jp/nyusi/honor01.shtml
全員が給付されるわけでなく、「特別奨学生制度」として、対象の試験の合格者のうち、入学後にまず「スカラシップメンバー」に選ばれた100名に、入学金250,000円と同じ額が支払われ、さらにその中から面談によって「スカラシップフェロー」という50人に選ばれると、国立大学の授業料標準額との差額が支払われる仕組み。原則2年は継続されるが、3年目の段階で成績優秀であれば、最長4年まるまるこのメリットを受けられる。つまり、国立大学へ行くより、入学金分さらにお得ということ。

ただし、一般学生の授業料の額が凄い。1年生の授業料1,293,000円(国立大学標準535,800円)、
2年次以降の年額授業料1,515,000円(国立大学標準535,800円)と考えれば、4年間で支給される1人あたり3,662,800円を一般学生がシェアして負担していることになる。
それでも、就職率の高さなどで高い評価を受けている金沢工業大学には、国立大学事務職員としてはうかうかしていられない。
これから国立大学事務職員を目指す皆さんも、良いアイデアがあれば、一緒に考えてみよう。