FIA(国際自動車連盟)がついに来期のエントリーリストを発表した。
今年は、10チームが参加したが、トヨタとBMWザウバーの2チームが撤退。
しかし、来年は、ロータス、カンポス、USF1、ヴァージン(参加表明時:マノー)の4チームが加わり、いまのところ全12チームとなっている。

しかし、チームは増えたにも関わらず、日本人名が見あたらないのだ。
というのも、まだ、来年度のドライバーを決めていないチームや、1チーム2名のうち1名しか決まっていない場合があり、計7チーム9シートが未定ということなのだ。

う~ん、これならまだ日本人が乗る可能性があるかも。昨年終盤戦たった2戦で、世界をあれほど盛り上げてくれた小林可夢偉がこのまま家業の寿司屋を継ぐとは思えないし、それではあまりに「もったいない」。
ネットを見れば、ロータスやルノーといったとう噂もあり、まだまだこれからどうなるかは楽しめそうだ。

なお、佐藤琢磨については昨年度のテストであれほど高評価してくれたトロロッソはどうなるのか、唯一表彰台にあがったUSグランプリ、スーパーアグリの非力マシンながらアロンソをぶち抜いたカナダクランプリなど、北米と相性がいいから、アメリカチームのUSF1あたりが誘ってくれないだろうか。

一方、中嶋一貴は、今年、ウィリアムズのマシンに乗りながらノーポイントというのはまずかった。いくらフリーや予選が良くても、決勝が良くなければ何も評価されない。どこかのリザーブドライバーにでもなれれば、まだいい方か? リクルート活動は続けている模様だが。

それにしても、バトンがカーナンバー1でハミルトンがカーナンバー2。なんだか知らないが凄い違和感を感じるのは私だけだろうか?

FIA発表 2010F1エントリーリスト

1.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
2.ルイス・ハミルトン(マクラーレン)

3.ニコ・ロズベルグ(ブラウンGP)
4.未定(ブラウンGP)

5.セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
6.マーク・ウェバー(レッドブル)

7.フェリペ・マッサ(フェラーリ)
8.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)

9.ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)
10.ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)

11.ロバート・クビサ(ルノー)
12.未定(ルノー)

14.エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)
15.ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)

16.セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)
17.未定(トロ・ロッソ)

18.未定(ロータス)
19.未定(ロータス)

20.未定(カンポス)
21.ブルーノ・セナ(カンポス)

22.未定(USF1)
23.未定(USF1)

24.ティモ・グロック(ヴァージン)
25.未定(ヴァージン)

※カーナンバーの割り振り方(1995年~)
頭の数字は、カーナンバー。なお、前年度のコンストラクターズ部門の順位の順番で、数字が割り当てられる。
ただし、ワールドチャンピオンが移籍の場合は、移籍後のチームから割り当てられ、順次繰り下げになる。
新参チームは、既存のチームの後になる。新参チーム内では届け出順だったっけ?(自信がない)
チーム内の若い番号は、チーム内№1ドライバー(優先)の場合が多いが、そうしなくてはいけないルールはない。
13番が無いのは、世界的に縁起の悪い数字とされ、永久欠番である。