国立大学職員の趣味日記

自分のヲタクな趣味の紹介がメインですが、現役の国立大学事務職員のみなさんや、これから新たに国立大学職員採用試験の受験を目指す諸君にも役立つかもしれない情報がたま~に紛れ込んでいます。定期的に訪問して探して見るのも面白いかもしれません。

2010年08月

2010F1(第13戦)ベルギーGP 決勝結果

決勝結果

 1位  ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
 2位  マーク・ウェバー (レッドブル)
 3位  ロバート・クビサ (ルノー)
 4位  フェリペ・マッサ (フェラーリ)
 5位  エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
 6位  ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
 7位  ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)
 8位  小林可夢偉 (BMWザウバー)
 9位  ヴィタリー・ペトロフ (ルノー)
10位  ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
11位  ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)
12位  ペドロ・デ・ラ・ロサ (BMWザウバー)
13位  セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
14位  ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)
15位  セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
16位  ヘイキ・コバライネン (ロータス)
17位  ルーカス・ディ・グラッシ (ヴァージン・レーシング)
18位  ティモ・グロック (ヴァージン・レーシング)
19位  ヤルノ・トゥルーリ (ロータス)
20位  山本左近 (ヒスパニア・レーシング)
リタイヤ フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
リタイヤ ジェンソン・バトン (マクラーレン)
リタイヤ ブルーノ・セナ (ヒスパニア・レーシング)
リタイヤ ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ)

可夢偉がまた入賞! 本当に、可夢偉はQ1落ちした方がいいんじゃないかって位、予選順位が下位からの巻き上げが凄い。これで、予選上位からだったら、表彰台か? と思わせる位だが、そうなるとどうやらタイヤを使い切ってしまっていい結果が出ないらしい。
もしかして、可夢偉はこの法則に気づいたのであろうか。タイヤマネジメントがうまい可夢偉なので、予選一発早いタイムを出してQ3まで酷使してタイヤを痛めるよりは、Q1落ちしてタイヤを温存し、レースに向けたセットアップで、順位アップを狙うという戦略なのだろう。「予選は早いけど、レースになると遅い」というドライバーより、結局は結果がすべてだからね。つまり、予選順位がいくらよくても、決勝で上にいけなければ、ポイント取れないということだから。
さて、このベルギーGP、大方の予想通り、スパ・ウェザーに翻弄され、セーフティーカーが出動。可夢偉はこのタイミングで、スリックのハードに履き替えて、長く走り抜く戦法を取った。
結局は、ソフトタイヤも長持ちだったせいで、メルセデスGPの2台の上には出られなかったが、ベッテルがバトンへ特攻したり、アロンソが自爆したり、となんだかんだ荒れた展開になったのは予想どおり。
この荒れた展開を待っていた、山本左近、ここスパ・サーキットは相性がいいと言っていただけに、最下位脱出かと思いきや、完走20台中の20位、しかも7kmもあるコースで、唯一の2週遅れ。
レース展開中セーフティーカーが2回も入って、車間がちゃらになっているのに、ここまで遅いマシンでは、もはや戦っているレベルなのか、来期に向けてのデータ取りなのかわからないが、
同僚のブルーノ・セナがリタイヤする中、完走したのだから、やっぱり頑張っているのだ、と言えよう。
なんだかんだいっても、この難しいコンディションの中、完走するだけでもあっぱれなのだ。私にはとうてい真似出来ない。
ところで、可夢偉の同僚のデ・ラ・ロサの不運ぶりは、従来の日本人ドライバーを見ているようだ。せっかくのダブル入賞を目前に、コースを外れグラベルを走り、入賞圏外へ。一瞬白いマシンがTVに映ったとき、「可夢偉やっちまったか」とおもったら、デ・ラ・ロサだった。まあこれは戦略だったわけだがその深溝タイヤが保たなかったせいで仕方無いが、可夢偉は本当に従来の日本人ドライバーと違って、最後まできちんと走るから、安心して見ていられる。この安定感はすばらしい。ここ5戦で、11位できりぎり入賞を逃したのを除けば、4回入賞。
さてと、6位・7位・8位・9位・10位をそれぞれ1回ずつと揃った。今後はいよいよ1位~5位を揃える番だね!

2010F1(第13戦) ベルギーGP フリー3,予選結果

フリー3 結果
 1位 ウェバー(レッドブル) 1:46.106
10位 小林可夢偉 (BMWザウバー) 1:47.388
11位 デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 1:47:388
14位 シューマッハ(メルセデスGP) 1:47.695
20位  ブルーノ・セナ(HRT F1) 1:51.133
24位 山本左近(HRT F1) 1:52:001

予選結果
 1位 マーク・ウェバー (レッドブル) 
 2位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
 3位 ロバート・クビサ (ルノー) 
 4位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
 5位 ジェンソン・バトン (マクラーレン) 
 6位 フェリペ・マッサ (フェラーリ) 
 7位 ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ) 
 8位 エンドリアン・スーティル (フォース・インディア) 
 9位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ) 
10位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ) 
11位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)  
12位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)   
13位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)  
14位 ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)  
15位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)   
16位 ヘイキ・コバライネン (ロータス)   
17位 ティモ・グロック (ヴァージン)   
18位 ヤルノ・トゥルーリ (ロータス)     
19位 小林可夢偉 (BMWザウバー)     
20位 ブルーノ・セナ (ヒスパニア・レーシング)    
21位 山本左近 (ヒスパニア・レーシング)     
22位 ペドロ・デ・ラ・ロサ (BMWザウバー)     
23位 ルーカス・ディ・グラッシ (ヴァージン)    
24位 ヴィタリー・ペトロフ (ルノー)

※11位のシューマッハは10グリッド降格、12位のロズベルグ、17位のグロックはそれぞれ5グリッド降格、15位のブエミは3グリッド降格のため、小林可夢偉は実質17位、山本左近は実質19位となる。

すっかりスパ・サーキット特有の「スパ・ウェザー」にやられてしまったって感じ。
可夢偉は、フリー3まで、トップ10にいた。しかもフリー3では同僚デ・ラ・ロサと同タイム。
ってことは、このサーキットのBMWザウバーの位置ってトップ4チームの次にいるっていうこと。
しかしだ、予選では、まずルノーのペトロフがこけて赤旗中断。そうこうしているうちに雨が本降りになり、雨があがって、最後のアタックでスリックで出ていった、可夢偉とデ・ラ・ロサがコースアウト。
なんともフリーが良かっただけに、BMWザウバーとしては残念だった。決勝になると、さらにマシン特性が良くなって、加えてマシンにあった中高速のサーキットだけに、本当に残念。
一方、山本左近の方は、この気まぐれなスパ・ウェザーに助けられ、最下位脱出。でも、同僚のブルーノ・セナは上回れなかったが、21位で、今期予選最上位。
もしかして、この気まぐれなスパ・ウェザーで、山本左近にもサプライズが起きる可能性もある。
シューマッハは、前戦バリチェロへの幅寄せ行為でグリッド10グリッド降格だし、他のドライバーの降格もあり、左近はなんと19位からスタートのようだ。
17位スタートの可夢偉の後ろなので、ブレーキングには気をつけて欲しいものだ。
雨が降れば、オープニングラップから荒れ放題だろうし、慎重に走れば、今回は誰にでもチャンスがありそうだ。
 

小林可夢偉、個人スポンサーをゲット!!

なかなかスポンサーのつかないBMWザウバーであるが、そのドライバーである可夢偉に日本企業の個人スポンサーがついた。
その名も、有限会社グッドスマイルカンパニー。しかも、スポットではなく、最終戦までの契約だ。
しかし、この有限会社、何をやっている会社かといえば、フィギュア、玩具の企画、販売などを手がける会社で、いわゆるオタク系の雄といって良い。まさに、このブログの雰囲気にふさわしいF1好きのオタク会社なのだ。可夢偉が夏休みをつかっていろいろとスポンサー交渉していたらしいが、まさかこのような会社とは、可夢偉もなかなかやるもんだ(笑
ちなみに、代表作といえば、「初音ミクのフィギュアも作っている」といえば、一般人にもわかるだろう。

なお、今回は、可夢偉の個人スポンサーのため、あの白いザウバーのマシンに、スポンサーのペイントは施されない模様。いわゆる「痛車」と呼ばれるF1マシンが見られると期待していたのに、ちょっとそこの部分は残念だ。ちなみに、可夢偉のレーシングスーツに掲出される模様だ。

2010F1(第13戦) ベルギーGP フリー1,2 結果

長~い夏休みが終わって、やっとこのブログにもF1記事が帰ってきた。通常2週間ごとにあるF1も、間が4週間空くとやっぱり寂しいもんだねぇ~。

フリー1
 1位 アロンソ(フェラーリ) 2:00.797
 8位 小林可夢偉 (BMWザウバー) 2:03:401
10位 シューマッハ(メルセデスGP) 2:03.489
14位 デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 2:03.851
22位  ブルーノ・セナ(HRT F1) 2:07.737
24位 山本左近(HRT F1) 2:10:507

フリー2 
 1位 アロンソ(フェラーリ) 1:49.032
 8位 デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 1:50.081
10位 小林可夢偉 (BMWザウバー) 1:50.200
12位 シューマッハ(メルセデスGP) 1:50.341
22位  ブルーノ・セナ(HRT F1) 1:55.751
23位 山本左近(HRT F1) 1:56:039

アロンソ、フリー1も2もトップ! いや~、ここんところやっとアロンソの影が薄くなってきていたけど、やっと存在感を示してくれた。
フリー1は、天候が悪かったようだが、可夢偉がスパ・サーキットは相性がいいと言っていたように、8位、フリー2でも10位に付けた。
でも、デ・ラ・ロサの逆転されてしまったのはいただけない。
メルセデスGPのシューマッハは、もはやBMWザウバーと同等か、それ以下のマシンとなってしまったのか。
山本左近は、ついに最終戦までのシートを確保したと言われている。でも、チームメイトのブルーノ・セナにはなかなか勝てないようだ。
特にフリー1の遅さは目立つ。いくらセットアップが中心とはいえ、これは遅すぎるだろ?
さて、この順位には示さなかったが、昨年度サプライズPPのフォース・インディアだが、フリー2では、スティールが2位につけている。
やはり、このサーキットと相性がいいようだ。・・・・あれ? 左近も同じようなこと言ってなかったっけ? 空耳か?

恐怖の幽体離脱体験物語

「う゛ぅ~、体だりぃ~、仕事行きたくねぇ~」
朝、目が覚めた瞬間、なんだかいつもの調子じゃない、これは、風邪を引いたのか、熱があるのか、食べ物に当たったのか、まだ自己診断出来ない状況であるが、とにかく、出勤して仕事できそうでない体調であることは確かだった。
「今日は、仕事を休むことにしよう、でも今電話してもまだ誰も出勤していないから、8時30分過ぎに電話連絡を入れることにして、もう一眠りしよう」

こう決めてしまえば、少し気が楽になる。
「そうそう、体調が悪いのに無理して出勤して、はかどらない仕事でいらいらして、さらに体調を悪化させるより、今日1日休んで、体調回復させて、明日バリバリ仕事する方が得策だ。」
こう考えた私は、もう一眠りすることにした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(熟睡中)

はっと目が覚めると、8時33分頃。時間を気にして一眠りすると、大体ターゲットにした時間に起きることができる。
「よし、目標もばっちり、予定通り。なんだかこうスムーズにいくと気持ちいいな」
そう思って、早速職場に電話し、今日休む旨を伝えようとしたが、自分の係の人間が誰もいないとのこと。隣の係の人が代わりに電話を取ったので、伝言をお願いすることにした。
「でも、こんなにさわやかに連絡すると、具合が悪そうじゃないな」
と自問自答しながらも、連絡してしまったのだから仕方ない。なんとなくまだ頭が痛い感じもするので、やっぱり休んで正解と決め込んで、もう一眠りすることにした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(熟睡中)

「おい、早くこの仕事片づけろよ!」
はっとしてあたりを見回すと、なんとここは職場ではないか・・・・。
いったい、私は仕事中、居眠りをしていたのだろうか?。ちょっとここのところ、夜更かしが過ぎて寝不足になっていたのかもしれない。

少し、反省しながらも、よく考えたら、今日中に処理しなければいけない入試の仕事があったのをすっかり忘れていたのだ。そうかそうか、今日は結局出勤することにしたんだっけ。私もバカだよなあ、今日休めるわけないじゃん。トイレへ行って、気分一新してから仕事の続きをする事にした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(熟睡中?)

目を覚ました。 あれ?ここは布団の中、やっぱりここ自宅じゃないか。時間はお昼を迎えそうな12時前を指している。
なんと、上司から、早く仕事を片づけるように怒られている夢を見ていたのだ・・・・。せっかく休んだのに、仕事の夢を見るなんて、私ってそんなに仕事好きだったかなぁ~とあきれながらも、結局、午後も布団の中でごろごろしたおかげで今日丸一日休みが取れ、すっかり体調は回復し、翌日は、普通に出勤することができた。

しかし、出勤するなり、すぐに同僚が不思議そうな顔をして近くにやってきた。
「お前、昨日は、途中で急に居なくなっちゃったけどやっぱり具合悪くて早退?」
「いや、私は、昨日は体調が悪くて丸1日お休みしたのだが・・・・。」
「そんなこと言って、みんな目撃しているんだから・・・・。休むと連絡があったとの伝言を聞いていたのに、君が来ていたから、あれ?とおもったけど、その後すぐに急にいなくなったからてっきり帰ったのかとみんな思っていたよ」


これは紛れもない、私の幽体離脱体験である。私が仕事の夢を見ていた時間帯と同僚が私を目撃したという時間帯が妙に重なるのだ。どうやら仕事をどうしてもしたかった幽体が、私の体から抜け出て、仕事を代わりにしていたらしい。まあ、体の方はおかげさまで休まったが、私の幽体が、そんなに仕事熱心であることを再認識できた1日でもあった。

なお、私の幽体離脱はこれだけではなかった。その体験談はまたいずれかの機会に記します。ちなみに、休暇届は、丸1日でちゃんと申請しました。出勤簿上も出勤にはなっていません(笑)。

うわ~、残念。この「カップヌードルごはん」早く食べたかったのに~



というわけで、国立大学の運営費交付金の削減額が巨額すぎて、B級グルメレポートに徹しようとしていたところ、このニュースが飛び込んできた。
そうですか。予想以上の売れ行きですか。
おかしいな~。昔(20年以上も前の話ですが)、「カップライス」という「お湯を注いで、捨てて、蒸らして、出来上がり」という商品があったのですが、
当時は、あまりご飯の味の再現性があまり良くなかったせいか、あっという間に市場から姿を消したり、ファーストフード業界の雄、マクドナルドハンバーガーでも
「マックでご飯」というのを一時期やっていたことがあったが、これも短命に終わった歴史がある。
故に、今回もどうなることなのか様子見だったのだが、やはりカップヌードルの味を再現したご飯という「味で勝負」というところがうけたのでしょうか。
ならば、是非とも「カップヌードルやきそば」や「カップヌードルうどん」や「カップヌードルスパゲティ」というのもアリなのかもしれない。
あ、そういえば、この「カップヌードルごはん」は、名前に「ヌードル」とあるが、麺は入っていないらしい。「カップヌードルリゾット」のようなものを想像していたけど、どっちかといえば、「カップヌードル味のチャーハン」と言った方が近いのかも・・・。

国立大運営費交付金・増額要求は政策コンテストへのチャレンジか

国立大運営費交付金を増額要求へ 文科省方針
2010/8/19 2:00 情報元 日本経済新聞 電子版

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3EAE2E4948DE3EAE2EAE0E2E3E29180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195592008122009000000より引用

 文部科学省は18日、2011年度予算の概算要求で、国立大学法人の運営費交付金を10年度予算の1兆1585億円から増やすよう求める方針を固めた。増額幅は今後詰める。財政難で各省庁は既存予算の1割カットを求められているが、文科省は同交付金をこれ以上削減すれば国立大の教育や研究に深刻な影響を及ぼすと判断。逆に資金を充実させることで人材育成を強化したい考えだ。

 増額が認められれば04年度の法人化以来初めてになる。増額分は授業料免除枠の拡大や国立大付属病院の支援充実などに充てる方針。

 同交付金は法人化後に年々減額され、これまでに830億円が削られた。民主党は削減方針の見直しを掲げたが、財政難などから10年度予算も前年度比0.9%減となった。

 国立大学協会などは「これ以上交付金が削減されれば知的基盤が破壊される」と批判していた。

 文科省は同様に減額傾向が続いていた私学助成金も10年度に比べて増額を要求する方針だ。


いや、これは、先日お知らせした、「平成23年度各省庁の概算要求バトルロワイヤルが始まる」の記事と並行して読んでみると良くわかるのだけれど、この時の文部科学省作成の表では、「1割減+さらなる削減」を「元気な日本復活特別枠(要望額)」で埋めるとされていた。なんのことはない。この特別枠の政策コンテストに参加するというだけなのだ。
それをこのように、一部の新聞で、「運営費交付金増額要求」という文字だけが一人歩きしてしまうと、各省庁が必死になって1割削減を実行しようとしている中で、国立大学が増額とはけしからんという印象を持たれてしまう危惧もある。
国民のみなさんに誤解されないようわかりやすく言うと、この政策コンテストには、民主党がもともとマニフェストに掲げている政策を実現するために、この増額要求をしているものであり、この要求分は、「授業料免除枠の拡大(マニフェストの実現/国民生活の安定)」「学生の就職支援(人材育成/雇用拡大に資する事業)」に充てようというわけで、ひいては国民の皆さんの為を思っての行動なのである。
よって、我々国立大学の中の人、教職員等に対する人件費の削減や研究費の削減については、このまま1割削減の運営費交付金の中で、うまくやりとりしていく方策を考えなくてはならないのは、今までとなんら変わらないところでもある。

<2010年8月20日追記>
特別枠3千億円超を上積み 概算要求で文科副大臣
2010.8.19 19:24
中川正春文部科学副大臣は19日、平成23年度予算の文科省概算要求について、政府の基準に従い既存の政策経費を10%減らした上で、さらに1千億円以上を削減。代わりに成長戦略やマニフェスト(政権公約)など特別枠向けの予算要望を3千億円超、上積みする方針を示した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100819/plc1008191925012-n1.htm

これで、かなり見えてきた。増額どころか大幅な減額が・・・・。つまりこうだ。

▲5090億円(要望基礎削減額)
▲1000億円(さらなる努力による削減額)

10%を超えて努力した分は以下の枠にその3倍まで申請できるから、
1000億円×3=3000億円

+3000億円(元気な日本復活特別枠)

で、計算すると、

(▲5090億+▲1000億円)+3000億円 = ▲3090億円

あれれ、政策コンテストに満額採用されても、3090億円も削減されるのだ。
政策コンテストに落選したら、なんと6090億円の削減となるのだ。

まあ、この額は国立大・運営費交付金だけの予算ではなく、文科省全体としての予算だが、
だとしても、これで、国立大・運営費交付金だけが増額になって、国庫負担金義務教育費や科学技術振興費始め他の予算がさらに削減になるとも考えづらい。
つまり、「国立大・運営費交付金を増額へ」というニュースは、誤解されやすいタイトルで、国民のウケを狙ったということがおわかりだろう。


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ついに概算要求基準 一律1割削減が閣議決定! しかもそこに隠されたありえない実態が・・・

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がぶ飲みすいかウォーター (サッポロ飲料)

がぶ飲みすいかウォーターコーヒーなどの製品があるがぶ飲みシリーズの中で、本製品は
「すいか」を前面に押し出したいかにもパッケージな一品。
「夏!!限定」とあるように、まさにスイカそのもののみずみずしい味わいが楽しめる。
スイカ1個まるごと買うとかなり高いので、本製品があれば、別に買わなくてもいいか、とも思える商品。
しかし、「無果汁」の文字が。
この商品も「果糖ブドウ糖溶液」をベースにうまく調合してこのスイカの味わいを醸し出しているのだ。
ホントに恐れ入る再現性だが、あんなにみずみずしいスイカの果汁の入ったスイカ飲料というのはなかなか見かけない。何故なんだろう?

ダカラ・ゼロスパークリング (サントリーフーズ)

ダカラズロスパークリングあの「DAKARA」もついにカロリーゼロだけでは飽きたらずに、スパークリングの炭酸仕様となった。
「脂質ゼロ」「糖質ゼロ」「食塩ゼロ」の3拍子らしいが、逆に、この夏場は、食塩など採った方がいいので、間違ってスポーツ飲料のようにのんでも、食塩は補給されない。
しかし、夏、発汗とともに失われやすい「カリウム」「マグネシウム」などを沢山含んでいることから、これは、スポーツ飲料ではなく、常にからだに不足がちなミネラル成分を補う働きをしているようだ。
その点では、常飲に適したドリンクと言えよう。

カルピス クリアゼロ

カルピスクリアゼロ原材料名で一番最初に来ている「エリスリトール」であるが、これは天然の糖アルコールのようだ。この発酵成分がカルピスらしさを表しているのかもしれない。
しかし、カロリーゼロ系のカルピスって、ちょっと本来のカルピスと味わいとか甘味などの方向性が違うように感じる。

セブンアップクリアドライ (サントリーフーズ)

7upクリアドライ最近はカロリーゼロを謳った飲料が増えてきた。
この製品もセブンアップをカロリーゼロにしてパッケージもシンプルに仕上げたようだ。
喉が乾いた真夏に、スポーツ飲料系で飽きたカラダには、良い刺激となった。
カフェインが入っているせいか、気分的に眠気も吹き飛んだようだ。

ポッカ ローズヒップCウォーター (ポッカコーポレーション)

ローズヒップCウォーターぱっと見たとき、アセロラウォーターかと思ったら、「ローズヒップ」のウォーターだった。
このローズヒップのエキスを100mg配合、これだけでは酸味がでないからか、レモン果汁が3%入っている。
飲んだ感じは、アセロラをマイルドにした、ビタミンC飲料といった感じ。
女性向けなのだろうが、構わず飲んでどんどん美しくなる私でした。

マルちゃん 富士宮やきそば (東洋水産)

富士宮やきそばおなじみご当地シリーズ。今回は富士宮やきそばの登場だ。
味は「塩味」なのだが、削り節が本格的に入っている。
しかし、この削り節がかなり粉っぽい。そして、魚介類の生臭さが妙に鼻についてしまう感じ。
具もなんだかちょびちょびしか入っていないし、ちょっと期待はずれな一品であった。
しかし、この製品はパッケージを変えながら、かなりのロングセラー商品となっている。富士宮やきそばとはそもそもこういう物なのだろう。魚介好きの人はお試しあれ。

マルちゃん おそば屋さんのカレー南ばんそば (東洋水産)

カレー南蛮そばおそば屋さんのカレーって、なんであんなに美味しいのだろうと思ったことはないですか?
それは、そばのつゆの出汁が利いているからなのです。
この商品も、そんな出汁を活用した一品。
「飲みきるうまさ!」と謳っているとおり、カレーはしつこくなく、まるでスープのように自然とごっくんしてしまった。
暑い夏の塩分不足と食欲不振でも、不思議と食がすすんでしまうから和風的なカレー味は魅力的なのだ。

ポークカレーUFO (日清食品)

ポークカレーUFOカレー味の「コロチャー」と呼ばれるチャーシューのような肉がうまい。
麺はかなりの太麺で、カレー味を満喫出来る。

昭和の中華そば 野菜タンメン (エースコック)

昭和の中華そば麺はノンフライだが、4分では麺の戻りがちょっと足りない感じ。
しかし、野菜タンメンを謳っているだけあって、キャベツはそこそこ入っていた。
スープもあっさり目で、夏に食べるのには、いい感じだった。

マルちゃん わさび香るそば (東洋水産)

わさび香るそばまず最初に目に入るのが、フリーズドライされた「おくら」。
カップ麺の具として、「おくら」は初めて見た。ホントにこんなぬるぬるした具で合うのだろうか。
お湯を注いで3分経って、まず一口。
うわ~、わさびが香っているよ。
ってゆーか、わさびの素となる具は見あたらなかったのだが、どこに隠れて入っていたのか不明。

そして、オクラのぬるぬる感が凄いのだが、なんとなくナメコそばやとろろそばみたいな感じでそばに良く合う。これがうどんだったら、うまくいかなかったであろう。
つゆも鰹だしで、まさに暑い夏にさっぱりといただける一品であった。

マイフレンド ソースやきそば (大黒食品工業)

マイフレンドソース焼きそばソースが決め手のカップ焼きそばであるあ、本製品のソースはなんと「粉ソース」を使用している。
ゆえに、屋台の焼きそばのような、なんとも言えない懐かしい香りが漂う一品。

マイフレンド たぬきそば (大黒食品工業)

マイフレンドたぬきそばここの会社の「たぬきうどん」は熱湯5分だったが、「たぬきそば」は3分で出来上がる。
そして、こちらにも「海苔天」が入っている。お湯と絡むと、なんとも良い香りと海苔茶漬けのような風味も漂ってきていい感じ。
これもうまい。

マイフレンド たぬきうどん (大黒食品工業)

マイフレンドたぬきうどんたぬきうどんといえば、天かすが付き物だが、このカップ麺は、天かすだけではなく、よく、酒のおつまみで見かけるような海苔天のあられのような具が一緒に入っている。
これが、お湯を注ぐと、しなやかな天ぷらに変身。なんとも言えぬ、香りと味を引き立てている。
これはうまい。

マイフレンド キャベツタンメン (大黒食品工業)

キャベツタンメン「ビックシリーズ大盛り」を謳っているこの商品。「キャベツタンメン」という響きから、キャベツがてんこ盛り、野菜たっぷりで健康的なイメージが伝わってくるが、実は、野菜などの具は普通のカップ麺並みの量だ。スープはあっさりしていて、麺と良く合うし、白ごまやコーンも入っていて、香りも良好。

昔ながらの納豆屋さん (オーサト)

昔ながらの納豆屋さん 豆は中粒で、旨み成分もあるし、粘り毛もほどほどあっていい感じ。でも、「昔ながら」っというあの懐かし味と言う感じではなかった。やはり藁にくるまれた大豆でないと、昔ながらの味は難しいのか、さては、大豆が国産ではなく、アメリカ又はカナダ産からだからなのかはわからないが、やはり「昔ながら」を謳うからには、国産大豆を使用して欲しかった。

恐怖の大学宿直物語

「ねえ、お願い! 宿直代わってぇ~☆」
またかい! 今月は自分の宿直も含めて2週連続宿直だ~。

今から25年ほど前は、大学病院でなくても、係長以下の役職者は、1~2ヶ月に1度の割合で宿直当番が廻ってくる。これが、「いい!」という人と「嫌!」っていう人がいるのが面白い。
なお、私は、別にどっちでも良いのだが、宿直をすると「宿直手当」なるものが支給される。定食2回分くらいの大した金額では無いのだが、まだ大学入職したての私にとっては、ちょっとでも小遣いが増えるのが嬉しくて、積極的に先輩の当番を「代行」してあげた。

とある年の8月の宿直当番の代行を頼まれた時、なんだかわからないが、直感的に「やりたくない」と何故か頭によぎったのだが、先輩がどうしても「この日」は用事があって代わって欲しいのだという。そこまで先輩に頼まれたら嫌とはいえない。他の人に頼めばいいのにと思ったが、やっぱりこれは新人の仕事なのだと割り切ることにした・・・・。

宿直室の部屋は、大学の本館の玄関脇に作られた独立した6畳ほどの部屋だ。布団とちゃぶ台がある他は特別の物が無い。風呂は無い代わりに、シャワー室が設けられている。まあ、ただで泊まれるうえ、宿泊手当が出るのだから文句は言えまい。

宿直の仕事といっても、病院の当直とは違って何か特別なことをやるわけではない。「緊急時」に備えて宿直室の部屋で待機しているだけだ。もちろん、それに備えて、起きていようが、寝ていようが構わない。ただ、TVが無いので、本を読んだりしているうちに、うとうとと寝てしまった・・・・。

「ガラガラガラガラ・・・」
いきなり、窓口のガラスの引き戸が動いた。部屋は鍵がかかるが、そう、宿泊当番だから、窓口の小さな引き戸は開くのだ。
「電報で~す」 電電公社の人だった。いや、もう民営化してNTTの人だったかもしれない。
この当時は、今のような携帯電話など無く固定電話しかない。本人に連絡を取るには、近くに固定電話がなければ取り次いでもらえないが、その電話番号がわからなければ、電報を打つしかない。この当時は緊急時は電報というのが当たり前で、祝電や弔電のためだけに電報があるわけではないのだ。

さて、当然ながら別に私あてに電報が来た訳ではない。気を取り直して、宛名から職員録・学生名簿で探す。ほどなくとある研究室の学生あてだと判明して、早速届けることに。

ふと時計を見ると、夜中の1時。「こんな時間に学生がいるのかよ?」「でもうちの大学ならいるだろうな」と勝手に納得しつつ、学生の所属する研究室のある建物へ。
「いた」
終夜実験をやっているらしく、付き添いの助手と一緒にいるところで、学生を見つけた。
「どうも」
学生はかるくお礼を言うとすぐに電報に目を通す。
あわてて公衆電話に走る。ご家族になにかあったのだろうか・・・。
しかし、私の仕事はここまで。すぐに宿泊室に戻ることにした。

布団に入るが、さっきのことが頭にあるせいかなかなか寝付けない・・・。
小便もしたくなったので、トイレに行くことにした。

カツンカツンカツン・・・。

大学本館の石のようなタイルの廊下は音がよく響く。そして、今は夜中の2時。電気もほとんど点いておらず、薄暗い。

なんとなく気味の悪さを感じながらも、本館のはじっこにあるトイレに到着。

当時のこのトイレの扉は西部劇に出てくるようなびらびらした扉で、かろうじて廊下から見えないようになっている。しかもこの扉はキイキイ音がするが、まあ、開放感があることで怖さはすこし和らぐ。廊下と違って、ほんのりとした明るさがあるのもいいし。

また、当時の大便用のトイレは和式で、使用していない時は、ドアが開いて「開き」を示すタイプ。当然、こんな時間にうんこしている人などおらず、安心して大便器と反対側に設置してある小便器に向かって放出に集中していた、その時!!!!!!

「カラカラカラカラ・・・」いきなりトイレットペーパーを引っ張る音がトイレ内に響いた。

さっき言ったように大便器は小便器の反対側にあり、小便をしている時には、背後の様子は見えない。

「いつの間に誰か入ってきたのか、それにしては、キイキイいう扉の音はしなかったが・・・」

そっと、振り返る、大便器のある扉は全部開いたまま。誰もいない・・・・。



その後の私の記憶が無い。
気が付いた時には、雀がさえずっていて、当直の任務をいつの間にか終えていた。

それから、数年後、トイレは改修工事が入り、元の姿がわからない位に綺麗になってしまった。
当然、照明も明るくなり、当時の面影も無く、いつしか、このことは忘れてしまった。
そう、あの事件が起きるまでは・・・・・。

ここまで借金を背負って、本当に日本国は大丈夫なのか?

 とうとう、国の借金が900兆円を超えちゃったねぇ。民主党は、財源は確保出来るとして、こども手当支給や、高速道路無料化などをマニフェストに掲げて、実行してきたが、事業仕分けしても、思ったほど財源が確保できなかった。そして、頼りの綱「消費税率アップ」も国民の反感を買ってしまった。
 それでも、いままで日本がギリシャのように破綻もせずやってこれたのは、国債などを買っているのが、ほとんどが日本人で、結局は日本人個人の資産を国が借りている状態だったからまだよかった。
 しかし、今や、中国を筆頭とする諸外国による日本買いがかなりの勢いで進み始めているし、政府も積極的に協力しているように見えることだ。   
 いい加減、この借金体質ニッポンをなんとかしないと、大変なことになるかもしれない。
 消費税アップの前にすることがあるだろう、という人もいるが、即効性が期待できる消費税アップがまずは危機を脱する第1歩という気がする。

もう、事業仕分けに国民は飽きたのでは?



今回、第3弾となる事業仕分け、今回は、特別会計にメスを入れるようだ。
まあ、国立大学もかつては、授業料収入など「国立大学特別会計」だったが、法人化後は、特別会計とは関係なく、国立大学運営費交付金となったわけだ。
この交付金は、既に昨年11月に実施された第1弾の事業仕分けで対象となり、当時は削減の対象にはならなかったが、国民へのアピール度としては、格好のパフォーマンスとなったわけだ。
しかし、そろそろ国民も気づき始めたに違いない。これは、民主党が支持率回復のために、唯一評判の良かった事業仕分けを行うことに。しかも、基本路線は、関係省庁と調整済みで、結論はほぼ決まっている。その結論への筋書きどおりの仕分けられる側の意見や回答が得られなくても、強引に結論が導きだされるのであれば、単に税金の無駄遣いのパフォーマンスと言わざるを得なくなってしまう。時には、仕分けられる側の意見を良く聞き、結論を出すにももっと時間をかけて、慎重に行って欲しい。
でなければ、国民はもうこのパフォーマンスにそろそろ飽きてしまうだろう。

ついに、日本国政府がF1を利用したアピール戦略を始めたらしい

(MSN産経ニュースより引用)
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/100804/oth1008041910009-n1.htm

【F1】レース観戦で観光立国 小林可夢偉さん、国交相とタッグ

2010.8.4 19:04

日本人唯一のF1ドライバーである小林可夢偉選手が4日、前原誠司国土交通相を表敬訪問した。国交省と観光庁は観光立国を目指し、多くの外国人観光客が訪れるF1日本グランプリを支援している。
前原国交相は「小林選手が勝ち、日本の自動車メーカーやモータースポーツを盛り上げてほしい」と激励。小林選手は「F1を盛り上げるためにも、がんばりたい」などと答えた。  
観光庁は「スポーツ観光」の一環として、今年度からF1を核にした訪日外国人の拡大と地域活性化策を展開している。
10月8日から3日間、三重県鈴鹿市で開催される「鈴鹿F1日本グランプリ」では、前原国交相が表彰式のプレゼンターとして出席を予定している。


とのことだ。日本の景気対策にF1で大活躍中の可夢偉に目をつけるとは・・・・。
国土交通省前原大臣は、個人的にはそんなに好きではないのだが、今回のタッグを組むというニュースには、素直に「よくやった」とエールを送りたい。
もしかして、日本GPのBMWザウバーのマシンのスポンサーなんてことがあるのかしら? 「国土交通省」とか「観光庁」とか真っ白いマシンにロゴステッカーが貼ってあったら笑えると思うのだが・・・。
でも、「日本人唯一のF1ドライバー」じゃないでしょ? 今、現役で走っている山本左近選手のことも、一応忘れないでください。よろしくお願いします。

※今回は、引用元のブログ引用システムがうまく機能せず、ニュースフォーマットが掲載できなかったため、記事名とURLを掲載します。なお、元記事からこちらへのリンクは機能しています。

平成23年度各省庁の概算要求バトルロワイヤルが始まる

8月2日に開催された、国立大学協会臨時学長等懇談会における文部科学省説明の時に、以下のような資料が配付されました。
すでに、7月28日のブログで、各省庁一律1割削減の概算要求(ただし飴付き)ということをお知らせしたばかりですが、これに沿って、文部科学省としての概算要求をどうするか、その組み替え基準を作成することによって、その方向性を示したのが下の図となります。

※下の図表は、JPEGデータです。今回は細かい字が多かったので、大きめの画像データになっています。見づらい場合は、図をクリックして、写真として表示させ、倍率調整により拡大してご覧ください。

文科省概算要求組替え基準の姿


これを見て、一目瞭然、国立大学法人運営費を含む多くの予算が1割削減にとどまらず、さらなる削減を目指していることがわかるでしょう。
これは、何故かというと、(飴付き)ということで、10%を超えるさらなる削減を達成した場合は、超えた分について、3倍の要望が可能となっています。これを「元気な日本復活特別枠」と呼んでいます。
しかし、これも予算枠があるから、一律超えた分の3倍をかなえられる訳ではありません。どうするかというと、外部の意見を取り入れて順位つけを行う「政策コンテスト」を実施するということです。
この政策コンテストに要望できる内容は4点となっており、

1.マニフェストの実現
2.デフレ脱却・経済成長に特に資する事業
3.雇用拡大に特に資する事業
4.人材育成、国民生活の安定・安全に資する事業

となっていてこれ以外の内容では、コンテストに参加できないようです。
恐らく、文部科学省として、チャレンジ出来そうな内容としては、学生の就職難を解消して雇用拡大に資するとか、大学の授業料無償化での人材育成、安定・安全に関する研究の応用などで、コンテストに応募することになるのでしょうか。これは、うまく行けば、予算額が結果的には、前年度より増えるというご褒美がゲット出来るということである。
しかし、ちょっと待って欲しい。これは、飴欲しさにかなり無理な削減を要求してコンテストに落選したら、どうなるのでしょう? そこには、想像するのも恐ろしいほどの状況に陥ることが予想されます。
一体、こんな一種のギャンブル的な概算要求で、等しく国民サービスをうけることができるのでしょうか、
政策コンテストの具体的な内容も見えません。もし、コンテストの審査員が地方自治の大きな勢力を誇る団体などと関連していれば、ある省庁には、有利に働くなどの偏りが出る恐れもあります。
まあ、ここは国民としてもこれからの行く末をしっかりと見守らなくてはいけません。

ところで、対前年度と同等額の要求枠となっている高校の授業料実質無償化はまだいいとして、「日本私立学校振興・共済事業団補助」の自然増って、これこそ削減対象ではないのでしょうか。雨後のタケノコのように増えに増えすぎた私立大学等のあおりをくらって、増える共済事業に対して、国が予算の自然増で対応する必要はないのではないかと、個人的な意見としてはそのように感じてしまいます。(実際の予算の内容は良くは知りませんが)

(関連記事)
ついに概算要求基準 一律1割削減が閣議決定! しかもそこに隠されたありえない実態が・・・(2010年7月28日 8:13)

国大協と私大連合が、運営費交付金と私学助成金の削減対象から除外を求める共同声明を発表(2010年7月15日 20:01)

(参考資料)「平成23年度の概算要求組換え基準について」(平成22年7月27日閣議決定)の概要について
平成23年度概算要求組替え基準の説明
 

2010F1 (第12戦) ハンガリーGP 決勝結果

決勝結果

1位  マーク・ウェバー (レッドブル)
2位  フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
3位  セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
4位  フェリペ・マッサ (フェラーリ)
5位  ヴィタリー・ペトロフ (ルノー)
6位  ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)
7位  ペドロ・デ・ラ・ロサ (BMWザウバー)
8位  ジェンソン・バトン (マクラーレン)
9位  小林可夢偉 (BMWザウバー)
10位  ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ)
11位  ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)
12位  セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
13位  ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)
14位  ヘイキ・コバライネン (ロータス)
15位  ヤルノ・トゥルーリ (ロータス)
16位  ティモ・グロック (ヴァージン・レーシング)
17位  ブルーノ・セナ (ヒスパニア・レーシング)
18位  ルーカス・ディ・グラッシ (ヴァージン・レーシング)
19位  山本左近 (ヒスパニア・レーシング)
リタイヤ ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
リタイヤ ロバート・クビサ (ルノー)
リタイヤ ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
リタイヤ エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
リタイヤ ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)

可夢偉予選Q1脱落18位の時は、結果が良いジンクスがあると先日書いたばかりだが、今回はFIAの計量の呼び出しに行かなかったせいで、5グリッド降格の23位スタート。
ただでさえ、抜きにくい、ハンガロリンクサーキット、こりゃもうダメだろう。いくら可夢偉でも、この抜きにくいサーキットでは・・・・。と思われた。
しかし、逆境に強いのか、こういう時にはまたもや信じられないパフォーマンスを発揮する。
ロケットスタートで、1週目には既に16位、路上の障害物を取り除くのに、セーフティーカーが出たときに、ピットロードで、クビサとスーティルの衝突事故など、信じられないアクシデントに助けられ、気が付けば、宿敵バトンのすぐ背後という位置に・・・。9位スタートのデ・ラ・ロサがそのすぐ前にいるという、何で23位スタートと9位スタートがこんなに近接しているのか、不思議な光景。
途中、セーフティー明けにシューマッハをオーバーテイクしたりとか、ハミルトンが自滅たりとか、ピット遅らせたバリチェロはかつての可夢偉戦法だけども、結局は、シューマッハをかわしただけとか、今回もまた、可夢偉の勝負強さの一面が見られた1戦であった。いやあ、これで、夏休みも悶々とせずにすむ。デ・ラ・ロサが7位で、BMWザウバーは今期初のW入賞!
さて、5戦後の鈴鹿も楽しみになってきた。でも概して、母国グランプリは大抵のドライバーは苦手とするんだよなあ。気合いが入りすぎて、からぶりするのだろう。
次戦のスパはザウバーのJK(ジェームス・キー)の得意とするサーキットだ。何しろ、昨年は、フォース・インディアでサプライズを起こしたし、今回も期待度大。
気になるのは、ルーキーのペトロフとヒュルケンベルグが慣れてきたこと。可夢偉もこれからも気が抜けない。
ところで、山本左近、ちょっと、今回は周回遅れにされすぎ。同僚のセナがヴァージンの上をいっているんだから、もうちょっと頑張ろう。

2010F1 (第12戦) ハンガリーGP フリー3,予選結果

フリー3 結果
 1位 ウェバー(レッドブル) 1:19.574
12位 シューマッハ(メルセデスGP) 1:21.939
13位 デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 1:22:151
14位 小林可夢偉 (BMWザウバー) 1:22.337
23位  ブルーノ・セナ(HRT F1) 1:26.479
24位 山本左近(HRT F1) 1:27:126

予選結果
 1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル) 1:18.773(Q3/コースレコード)
 2位 マーク・ウェバー (レッドブル) 
 3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ) 
 4位 フェリペ・マッサ (フェラーリ) 
 5位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン) 
 6位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP) 
 7位 ヴィタリー・ペトロフ (ルノー) 
 8位 ロバート・クビサ (ルノー) 
 9位 ペドロ・デ・ラ・ロサ (BMWザウバー) 
10位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ) 
11位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)   
12位 ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ)   
13位 エンドリアン・スーティル (フォース・インディア)   
14位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)   
15位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)   
16位 ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)   
17位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)  
18位 小林可夢偉 (BMWザウバー)     
19位 ティモ・グロック (ヴァージン)     
20位 ヘイキ・コバライネン (ロータス)     
21位 ヤルノ・トゥルーリ (ロータス)     
22位 ルーカス・ディ・グラッシ (ヴァージン)     
23位 ブルーノ・セナ (ヒスパニア・レーシング)     
24位 山本左近 (ヒスパニア・レーシング)  

あ~ぁ、小林可夢偉、フリー3までずぅーーーと14位だったので、予選も14位かと思いきや、肝心なところで渋滞にはまって18位。同僚のデ・ラ・ロサが、Q3へ進出して9位だから、マシン的には良さそうなので、ちょっと残念な思いがする。
でも、これで、BMWザウバーの戦略として、可夢偉のスタート時にハードタイヤで長く引っ張って最後にソフトタイヤで短くつなぐという、あの第9戦のバレンシアの奇跡のようなレースが再現されるかもしれない。
この時は、セーフティーカーに助けられたとはいえ、いきなり3位にジャンプアップ、カナダの時も、10位までジャンプアップと、可夢偉が18位スタートの時にはミラクルを見せてくれるというジンクスが。
2度あることは3度ある、今度は18位スタートで表彰台とか・・・・(それは流石にあり得ないか・・・)
シューマッハは予選14位。同僚ロズベルグが6位なので、こっちもシューマッハは可夢偉的作戦を採るかもしれない。可夢偉はバトンといい、シューマッハといい、アロンソといいかつてのワールドチャンピオンと戦っているのだ。
一方、予選は好調レッドブルは、ついにコースレコード樹立。あとは重タンクでのレースでの安定性を手にいれれば、恐い物なしなのだろうが、なかなかそううまくはいかないからF1のレースのおもしろさがあるのだ。
山本左近が最下位ながら、今回の予選で国際映像に映された。あまり左近の走りを見ることはなかったが、アクセルオンするたびにふらつくリアを見て、これは流石に乗りずらそうなマシンだねぇ。これでは完走するだけでも賞賛に値する。
ヒスパニアでのマシンでいきなり完走、同僚と同ペースで走り抜いた左近も、もし、BMWザウバーのマシンに乗ったら、可夢偉とどのくらい闘えるのか興味が沸いてきた。
さて、もうすぐ本戦。以後、長い夏休みに入るのでここでは好成績をのこしてバカンスは気持ちよく過ごしたい。

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