ここでは、一番受験者の多い、関東甲信越地区の試験案内の申込書を例に説明しますが、基本的に記入項目は全国一緒だと思います。
1.記入年月日 普通は受付期間内の日付を書くところだが、3月中に書いてしまった人はその日付でもOK
2.試験区分 文字とコードを合わせること。
3.試験地 希望する試験地を必ず第2志望まで。現住所との関連は考慮しないので、一番近い試験場で受験するとは限らないので注意。
4.氏名 まだ国の時代の名残りが残っているので、ちゃんと戸籍上の氏名で書いた方が無難。
5.性別 性転換している人は注意。これも戸籍上の性別で記入。
6.生年月日 西暦なので、注意。また、年齢は2010年4月1日現在なので、4月2日~9日生まれの人は-1歳すること。年齢詐称に注意。
7.現住所 住民票上の現住所とは限らない。ちゃんと受験票が受け取れる住所を書くこと。
8.主な連絡先 これ最重要。携帯の電話番号はほぼ必須といってよい。まだ持ってない人は是非契約すべし。もし1次試験が受かって2次試験に進んでも、面接試験等の連絡が取れなかったらその時点でアウトになる確率が高い。職員になればわかるが、緊急連絡網というのがあって、個人の携帯の番号を登録され、24時間、緊急事態が起これば、連絡が入ることになる。そういう意味で、連絡がつかない受験生というのは、その時点で職員の適性不足と判定される恐れもある。
9.学歴 学歴詐称は絶対にしないように。
10.希望勤務地 まあ、これは個々の事情に合わせてお好みで。もちろん「どこでもよい」の場合の方が引き合いが多いが、はなから通えないところから来た場合、断り続けるのは印象悪い。
11.資格 これは、以前ここのブログ記事で取得した方が良い資格を紹介したので、もしその後取れたのなら記入した方が良い。記入例にあるとおり、簿記関係や英語関係の資格は級や高得点なら是非記入すべき。
12.勤務可能日 新卒は②になるだろうが、既卒で②の場合は、面接試験で理由を聞かれる可能性が高い。既卒で①は、大学によっては、大学が希望する職種の職歴があればかなり歓迎される。
13.一時試験特別措置 該当者のみ記入
14.在留資格の確認 該当者のみ記入
15.切手貼付欄 この切手をそのまま使う訳ではないので、べったり貼っても大丈夫。
アンケート欄
統計をとる上で非常に重要なので、正直に記入をお願いします
その他注意
・申し込み書は大きいので、定型の封筒の場合は折って入れてください。
・折るのが嫌な人は、大きな封筒で送ってください。その場合宛名に注意。
・採用試験事務室ではなく、日本郵便本郷支店留の関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会宛だ。
・封筒の無い人は添付の封筒を切り取って送ってください。これで送ってもらう方が、ぱっと見すぐ受験の申し込みとわかります。
いずれの場合も「特定記録」郵便にすることをお忘れなく。普通郵便で申し込んで「受験票」が送られてこない場合、ほぼ絶望的です。
それでは、皆さん、頑張ってください!
申込書受付期間(郵送のみ)
平成22年4月1日(木)~4月9日(金) 当日消印まで有効